汽水

河口部の淡水と海水が混ざった水域。

平素の会話にて「何かと何かの間」のような表現があるときに喩えとして「汽水みたいな」と言いたいが、いつも口頭ではストレートに伝わらないだろうなと思って言い淀んでしまう。
伝わらないだろうと思ってやめてしまうのは私が相手を信用できていないからで、それは寂しいことだとも思う。
かといってやはり「汽水みたいな…あの淡水と海水が混ざってる汽水みたいな」までして言うのは違うでしょ。
説明なしに伝わってほしいよたくさん。
子どものころ友人が「かまいたちの夜2」のことを「かまいたちのよるに」と言っていたのだけれど、私は瞬時にそれを「かまいたちの夜」と「あらしのよるに」がごっちゃになってるんだと思ってノータイムで「それはあらしのよるにや」とツッコんでめちゃくちゃ恥をかいたこと、今でも覚えている。
私は昔からずっと一人でバカの連想ゲームをやってる。

論点はズレるが口頭でストレートに伝わらないだろうけど言いたい言葉って結構あって、「地の利」とかもそれにあたる。sinceを意味する「〜より」とか。このあたりは単に口語に向いてないだけだけど。
あとはちょっと前に夜明けのラヴィットにて、くだりの中で明らかに「1」として言ってるだろう「いち」に「位置」の字幕がついていたことがあって、ラヴィットのスタッフって病気のお笑いオタクだけしかいないと思っていたのにそんなことないんだなと少し冷めちゃうなど。

総評としてやっぱ日本語って好きだな。

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