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#56 集約化に反対する人々

メンバーシップ限定なんだから、もっと突っ込んだ正直なことも書けるかなぁ、というのもあります。実は、これから頑張っている人に対して、ネガティブなことをあんまり言いたくないのと、失敗だとか苦労を自分の勲章のように語り、あっちでもこっちでも同じ自慢話をしているような方に、私も「嫌だなぁ」と気持ちを持ってきたので。
ということでそんなに前向きではないのですが、学校給食の現状も今までの積み重ねであり、今までのやり取りも記録しておくことも必要だと思います。

学校給食の歴史

まずは、藤原辰史さんの著書を読んでくださると、学校給食が国策として発展してきた様子がよくわかるのですが、それはやはり省庁や政党の動きと結びついてきた歴史があるんです。
「自校方式でないとダメ」と言ってる方々が、その昔義務教育を進めていくにあたって、学校給食を必須とするために奔走されてきたという事実は過去にあるのです。子どもたちの教育環境を整えるための給食がいかに重要だったかもよくわかると思います。

最近、私は学校断熱改修の推進にも関わっていて、あの頃の大人が今いたなら、きっと学校断熱改修をやって学校環境を整えるんじゃないか、と思ったりします(笑)

学校給食調理場の集約化を表明した時に反対した方達(全員ではなくいずれも一部の方だったと信じていましたが)

調理場の集約化というのは、予算規模も大きくなるので、いろいろと不安に思う方も現場に出てくるのは仕方のないことです。方針が確定するまでは、現場に話をすることができない状態ですから、その間には現場からもいろんなアプローチを受けました。ま、反対の方達がそのほとんどです。賛成される方は何も言いませんしね。


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