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#163 学校給食調理場を集約する考え方〜公民連携的松竹梅の3パターン

さて、今月も宮崎市に行って昨日帰って来ました。台風で飛行機は飛ぶのか?!と心配していたのですが、西に外れて速度が非常に遅くなったので、無事帰ることができましたが、ゆっくり台風というのも雨量が多くなるので心配ですね。
宮崎市とは今年4月から正式に「学校給食マネジメントアドバイザー」として毎月通って一緒に学校給食をどうするのか一緒に考えています。
私が関わるやり方については、以前のnoteでも触れていますので、よかったらこちらもご覧ください。


まずは現状把握

昨年度末に2回ほど訪問して、3か所の調理場を見せていただき、給食も喫食させていただきました。その上で、まずは4月から8月までに現状分析と課題抽出を行い、8月には市上層部の方々にその内容から調理場集約のやり方について3つのイメージを提案することをお約束していました。

調理場カルテの作成、厨房機器台帳の整備、学校栄養士含む職員の配置状況、設置可能性のある候補地の抽出、食材調達の現状、市内業者の状況などなどとにかく必要な項目に関連する情報を拾って、「報告書」という形に落とし込むことにしたのです。
この作業をやりながら、私は学校給食の課題について、とにかく話して話して話しまくる!!!(笑)
課題に向き合っていくのに、その要因を掘り下げて、それが宮崎市特有の課題なのか、社会情勢の流れを受けているものなのか、変えることができるポイントは何か。。。。とにかく、ここは学校給食チームの知識量を一気に増やし、チーム内での情報共有が風通しの良い状態で進めることが大事です。

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