不登校の子が親戚と会う前にしておいた方がいいこと3つ
記事の信頼性
僕は小学3年~中学3年最後までの7年間不登校でした。
特別支援学級に行って不登校になりがちな子と喋ったり、メンタルクリニックに通っていたりしたので不登校の子どもがどう思っているかが肌感覚でわかります。
月40万回以上見られてる不登校系Twitterアカウントを運営しています。
どうせ正月に会う親戚なんて2週間もすれば頭の中からいなくなるので、メンタルを無駄に傷つけないことが重要です。
メンタルを安定させるために、正月親戚と会う前にしておいた方がいい下準備が3つあります。
実際に僕と親がしていて効果があったものなので、役立つと思います。
先回りして伝えておく
子供が不登校になったと知ると、親戚は良かれと思ってアドバイスしてきます。
しかし、不登校の子供を近くで見ていない、見たことがない人は的外れどころか傷つくアドバイスをしてしまったりします。
それも厄介なことに、相手は好意で良かれと思ってアドバイスしているので強くやめてと言えなかったり・・・。
なので正月会う前に先回りして伝えておくと無駄にメンタルが傷つきません。
「学校に行っていないけど、そのことについて話さないようにしてくれる?」と先に伝えておくだけで正月の気分は全く違うものになります。
ただ、気をつけなくてはいけないことが何個かあって
・伝えてもアドバイスしようとする人
・伝えても忘れてアドバイスしそうな人
こういう人には気をつけなくちゃいけないです、対応方法をこれから書きます。
・伝えてもアドバイスしようとする人
伝えてもアドバイスしようとする人は、自分のアドバイスの方が正しいと強く感じてる人なので権威性を盾にしましょう。
例えば「カウンセラーの先生や担任の先生、精神科医の先生に言われたことなんだけど、学校に行ってないけどそのことについて話さないようにしてくれる?」
「先生に言われたこと」「先生と一緒に考えたこと」と先に言っておいてから、学校に行ってないけどそのことについて話さないようにしてくれる?と伝えることによってアドバイスを防げます。
本当に先生から言われたり、一緒に考えたりしていなくても大丈夫ですよ、してなくてもそう言ってしまえばいいのです。
それでもアドバイスしてきそうな人はわかると思うので、そう言う場合は伝えないようにしましょう。
・伝えても忘れてアドバイスしそうな人
この対応方法は物凄く単純で、伝えなければいいだけです。
伝えないと学校の話になるんじゃないの?と思うかもしれませんが、その対応方法もあります。
嘘を言う
本当のことを全ての人に言う必要はありません、嘘を事前に考えておいて言えばいいのです。
学校の話をしないで、と先に伝えていた人は嘘を言っていることがわかりますが、学校のことを深く話させようとはしないはずです。
なので、不登校だと伝えていない人用に嘘を何種類か考えておくとメンタルを安定させやすいし不安要素も減ります。
例えば
「学校どんな感じ?」
「まぁ普通よ」
「勉強できてる?」
「やる気ない」or「普通くらい」
「彼女できた?」
「いい人いない」
みたいな言われそうなことを何パターンか予測しておいて、返答を考えておくと不安要素が1つ減るし急に学校の話になっても対応できるようになるのでオススメです。
「勉強できてる?」は言ってくる人がその後ちょっとこの問題解いてみろ、とか言いそうな人かどうかで返答を変えるといいですよ。
「やる気ない」と伝えれば問題解いてみろと言われても、やる気ないで通せます。
やる気がないことについて言われるかもしれませんが、そこはあらかじめ予測していることなので普通の会話で勉強の話になるより聞き流しやすいです。
問題解いてみろ、みたいなことを言わなそうな人なら「まあ普通かな」とか全部の質問を普通かなで返答すれば大体の人は質問してこなくなるのでオススメです。
そもそも距離を置く
これが一番楽だと思います、シンプルに距離を置く。
どうせたまに集まる親戚くらいなら仲良くなろうと頑張ったところで大した意味ないので。
僕は違う部屋で録画しておいてもらった番組をみたり、ゲームしたりしてました。
それでも食事の時など会うと学校のことについて喋りかけてくるかもしれませんが、それはさっき書いたように事前に用意した嘘で対応しましょう。
まとめ
・たまに会う親戚と無理に仲良くなろうとしないでいい
・先回りして伝えておく
・精神科医の先生に言われた、など嘘でもいいので権威性を使ってアドバイスをブロックする
・嘘を用意しておく
・そもそも親戚と会う時間を減らす
実際に全て僕がやっていた方法です、正月会うのが不安で行きたくない・・・会いたくない・・・など不安を強く感じるならやっておいた方がいい下準備です。
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