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業界研究|不動産業界(不動産テックver.)

こんにちは!株式会社LvCの三宅です。
本日は不動産業界(不動産テック)の現状についてお話します。

不動産はあらゆる業界の中でも、市場が大きく、特にテクノロジーを活用して、効率化できる余地もあり、Saas企業(ソフトウェアを活用してサービスを提供する)も増えています。

①不動産業界の市場規模、トレンド、主要会社

▼不動産業界の市場とトレンド
業界規模は15.5兆円
と大きな市場です。新型コロナウィルス流行によるリモートワーク、オフィスの解約等の影響もあり、2020年は減少しています。

参考:業界規模の推移 

出典:業界動向 SEACH.COMより

参考:不動産取引件数と価格指数の推移

出典:業界動向 SEACH.COMより

ただ全体的には様子見状態でもあり、取引数、価格ともに大きな落ち込みは見られず、コロナの影響は限定的なのではと思われます。

▼不動産業界の主要企業
下記の通り、大手3社(三井不動産、三菱地所、住友不動産)が売上高一兆円を上回っており、不動産業界を牽引しています。

出典:リビンマガジンBizより

②課題と解決法

15.5兆円の巨大な不動産業界ですが、下記に示すように課題も多い分野でもあります。

▼不透明な不動産情報
よく言われているのが、不動産業界はクローズドで情報の不透明さがある。そこでテクノロジーを活用することで、多くの人に透明性の高い不動産情報が届けられます。

▼膨大な事務作業
不動産は手続きなど、事務作業がとても多い業界でもあり、顧客へのより良いサービス企画に時間が割けないという状況もあります。そこでテクノロジーを活用し事務作業時間を減らすことが、サービス向上にも繋がっていきます。

これらの課題を解決すべく、さまざまなスタートアップが各社特徴を持ったソリューションを生み出しています。切り口、内容しては以下のようなものが挙げられます。

AR・VR
IoT
スペースシェアリング
リフォーム・リノベーション
不動産情報
仲介業務支援
管理業務支援
ローン・保証
クラウドファンディング
価格の可視化・査定
マッチング
メディア・プラットフォーム

不動産テック、ソリューション例

▼カオスマップ
上記で示したあらゆるソリューションを企業ごとにまとめたものがカオスマップとして下記に示しています。

出典:一般社団法人 不動産テック協会より
出典:一般社団法人 不動産テック協会より

このように、分野ごとに多くの企業が参画しており、不動産テックにおける注目ぶりや熱量が、このマップとグラフからも伝わってきますね。

一例として、不動産の内覧などにはVRを活用することで、顧客も従業員も効率的に時間を活用し、双方の負担を減らすサービスなども出てきています。

このカオスマップや不動産テック協会を立ち上げた理事、そして不動産テック会社(リマールエステート)のCEOを務めている赤木正幸氏は私の知人でもあり、よく業界についての話を聞きます。

彼は「不動産を動かし、取引を増やす。プライドを持って、フェアなビジネスを、最大限のコラボで成し遂げる」と熱く語っています。

参考:不動産テック協会

③不動産テックやお仕事に興味のある方

上記のように、不動産は大きな変革期でもあり、テクノロジーを活用することで、多くの方に不動産の情報がフェアに行き渡り、住み良いまちづくりにつながっているのではと考えます。

特に弊社では、不動産テック領域におけるCTO、営業、カスタマーサクセスなど、業界の変革にインパクトを与える職種での採用を強化しています。ご興味のある方は、ぜひ弊社・三宅(kyosuke.m@lvc.co.jp)までお気軽にお問い合わせくださいませ。
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「子供がオトナにあこがれるシャカイを創る」は弊社・株式会社LvCのビジョンでもあり、楽しむ大人が増えてくれば、世の中はもっと明るく、楽しくなると思っています。

ITエンジニア、コーポレート部門の職種など、キャリア相談は随時受付しています。お気軽にご相談ください。

株式会社LvC 代表取締役 三宅 恭介


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