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ぎっくり腰の根本治療のために大切な3つのポイント

こんにちは!腰痛・肩こり専門治療院BACK AGING院長の宮川浩太です。

今年は例年になく梅雨入りが早いみたいですね。5月に長雨が続くことも珍しいですが、こんな天気になると増えてくるのがぎっくり腰です。

その証拠に、ここ最近立て続けにぎっくり腰の相談を受けました。今回相談されたのは、若い方や熱心にスポーツに励んでいる方など、一見するとぎっくり腰とは無関係そうな方々ばかり。ぎっくり腰って万人に起こりうるんですよね。

ぎっくり腰は

・再発のリスクが高い(クセになる)
・再発すると症状は強くなる
・すぐに痛みが引かずしばらくは痛みを我慢しなければいけない

という風に考えられがちです。でもこれって大間違い。ぎっくり腰に対する正しい知識と理解があれば必ずしもこうはなりません。

今回は”ぎっくり腰ホルダー”を自称される方々のために、BACK AGINGが考えるぎっくり腰のあれこれをまとめてみました。末尾にはBACK AGINGの公式LINEを貼り付けていて、そちらでは腰痛に効果的なエクササイズ動画も無料で配信してます。ぜひご覧になってください。
(何はともあれ腰痛に対するエクササイズを知りたいと言う方はこちらから公式LINEへどうぞ)

また、繰り返すぎっくり腰に恐々と生活していたり、絶賛お悩み中の方であれば、ぜひBACK AIGNGにお越しください。


ぎっくり腰はすさまじく辛い!

腰痛の中でも特に衝撃度が強いのが「ぎっくり腰」!

ぎっくり腰がどれくらいの衝撃なのか?は経験したことがある方であれば、「ウンウン、本当大変だよねぇ!」と頷き共感してくれることでしょう。ところが、未経験の人であれば、「ただの腰痛でしょ。なんだか大袈裟だよなぁ」と思ってるかもしれません。

でも、、、マジしんどいです。

はい、何を隠そう自分もぎっくり腰経験者。自分の場合はトレーニング中(マラソン練習の30km走)に何の前触れもなくぎっくり腰に襲われました。後ろから”膝カックン”されたような感覚で急に力が抜けたと思ったらそのまま地面に膝崩れになってしまったのです。あれっと思って立ち上がろうとしたら激痛に襲われピクリとも動けません。当然トレーニングもストップ。全身の力が抜けて冷や汗噴出し、そこから這いつくばるようにしてなんとかスタート地点にまで戻りました。

その後どうやって家まで帰ったのかは思い出せません(笑)

当時は26歳。マラソンが好きで体力にも自信があったし、まさか自分がと思いました。でも、冷静に振り返ると恐ろしく忙しいスケジュールの中で仕事をこなし、自分の体のことなんて後回し。にもかかわらずスキマ時間でトレーニングに勤しんでいたので、無理がたたったんですよね。

今となれば突っ込みどころ満載の生活。ぎっくり腰は油断すると牙を剝く恐ろしい腰痛です。


ぎっくり腰は単なる腰痛じゃない!

当時は全然知識もなかったので、とりあえず冷やして固定することくらいしかできませんでした。あとはひたすら耐えて痛みが引くのを待つ!みたいな(苦笑)

でも、また痛みが出ちゃうんじゃないかという不安にかられるし、普段の生活はもちろん運動も制限されてしまって、本当にしんどかったです。

一番大変だったのは仕事に影響が出たこと。当時は高校で保健体育の教員をやっていたので、なんとも情けない姿を生徒たちに晒すことになってしまいました。

幸い僕の場合は再発することなく、その後は普通に過ごせていますが、これを何度も繰り返すことがどれだけしんどいかはとてもよく分かります。


ぎっくり腰あるある

ぎっくり腰になって治療院に行き、

「安静にしてください」
「固定しましょう」
「数日のうちに痛みは引くので、経過を見てみてください」

と言われた経験はありませんか?

柔道整復師の資格をとって治療家の世界に身を置くようになってからというもの、ぎっくり腰に悩む方をたくさんみてきました。自分がこれまで働いてきた治療院では、マッサージやストレッチといった手技が中心だったので一通りの治療を終えた後に、この決まり文句を何度も使ったものです。

もちろん、この言葉に嘘偽りはなくその通りなんですけど、患者さんからしてみれば

「とにかく痛みをなんとかしてほい!」
「そもそも何でぎっくり腰になっちゃったの?」
「また再発するって聞くけどホント?」

など、いろんな「!」や「?」が生まれてきちゃうんですよね。医療機関にかかっても期待したほど痛みが引かなかったり、親身になって話を聞いてもらえなければこういった不満や不安は大きくなるばかり。

実はぎっくり腰の原因って明確にわかってません。正確に言えば、原因は一つに絞れないので、非常に扱いが難しい症状であることも事実です。

でも、ひたすら我慢するだけってのもなんとも心許ない解決策ですよね。

(いや、そもそも解決になってないし・・・)


ぎっくり腰はその場で良くなります

ぎっくり腰が不安の原因になる理由は、ただ単純に痛みが強いからじゃないんですよね。痛みの原因が分からないことだったり、再発するんじゃないかという先行きの不透明さに不安が募るんです。

大事なことは痛みの原因とそれを解決する方法が分かっていること。先が見えないことほど厄介なものはありません。

BACK AGINGではその場で痛みのレベルを必ず下げるようにします。連動性の治療法についての詳細はHPを見て欲しいのですが、ざっくり言うと部分(腰)にかかる負担を体全体に分散させるように体の使い方を変えていくアプローチをとっていきます。なので、最初からどんどん体を動かします。(←もちろんできる範囲からやっていきますよ)

ぎっくり腰になると、様々な動きがとにかく怖い。例えば後屈動作であれば腰の一部分を中心にしておそるおそる体を反らそうとしてしまいます。でもこれって、部分運動なので、腰の一部に負担が集中してしまいます。腰が痛いが故に、腰に負担がかかる動きをしてしまうというなんともおかしなことが起こるのですが、これがぎっくり腰なんです。

後屈で痛い!そもそもできない!というケースであれば、背中やお尻、太腿など後屈に関わる筋肉がどれもちゃんと使えるように少しずつ体を動かしていきます。最初はトレーナーが動かし、だんだんとご本人に動かしてもらい、最終的には少し抵抗をかけた状態でも動かせるくらいにまで体を段階的に刺激していきます。

すると、ちゃんとその場で動きそのものが変わるんです。

怖々と動かしていた人でも、大丈夫!動かせる!という感覚になり、その場でちゃんと良くなりますよ。写真は痛みで動く自体が慎重になっていた方ですが、実質20分程度の介入でこの変化。

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ぎっくり腰の根本治療のために大切な3つのポイント

どんなに注意深く生活していても、仕事や日常生活、あるいはスポーツで無理をすれば痛みが出てしまうことは残念ながらあります。それも含めて「もう2度と痛みは出ません!」というところは目指すところじゃないし、そもそもそういった意味での根本治療は不可能です。

ただ、大切なことは

・痛みが出た【原因】がちゃんと自分で理解できていること
・痛みが出ないようにするためには何に注意をすればいいかと言う【予防策】を理解していること
・痛みが出たら、自分ではどんな処置ができて、自分でできない処置は何かを【見極められる力】が備わっていること

ぎっくり腰はあくまできっかけにすぎず、実はその奥には体の不適切な使い方が隠れています。そこをはっきりさせて敵(=ぎっくり腰)を知ることが実は根本治療の最大のポイントです。

自分で何ができるかがわかれば怖さは半減します。これは自分だけじゃ解決できないから治療に行かなくちゃと言う適切な判断ができることも大切で、そういう時は遠慮せずに専門家に頼ってください。

また、ご自身のぎっくり腰グセを根本治療したいと思うのであれば、症状が出ていない時に体の使い方を変えていくような取り組みをしていくことが必須です。


お悩みの方はぜひご相談ください

・ぎっくり腰に何度も悩まされて、その怖さを痛感している方
・なぜぎっくり腰になってしまうのか分からず、再発の恐怖に恐れ慄いている方
・もはやぎっくり腰は避けられないから上手く付き合っていくしかないと思っている方
・ぎっくり腰になったら自分で何とかできるように体のことを詳しく知りたいと考えている方
・ぎっくり腰は経験したことはないけど、そもそも慢性腰痛になやまされているけど、どこに行っても治らないと思っている方

上記に該当する方は、ぜひご相談ください

ただし、自分たちでは力になれない腰痛もあります。骨に変形があったり、靭帯が切れてしまったりなんらかの物理的なトラブルがある場合は専門医による治療が絶対に必須。必ず専門医に相談ください。

BACK AGINGでは運動療法を中心にプログラムが構成されているので、そういった運動が可能かどうかを判断するための適応診断を初回に受けていただいていてます。適切な治療をちゃんとご提案するので、ご安心ください。

手術や長期間の継続通院による時間的&費用的なコストは本当に大きいです。目に見えない不利益も含めてそれはもう大変な損失になっちゃいますから。

どこに行っても治らなかったという方こそお力になれると思ってます!連動性のアプローチはどこの治療とも違います!試してみるのも無駄にはならないですよ。


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そこまで腰痛に困ってないなぁ、でもこの話を読んだらちょっと心配になったという方は公式LINEへどうぞ。腰痛、肩こりに効果的なエクササイズ動画を無料で配信しているので、ぜひご覧ください!

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