世界一周day31「アンコールワット朝日鑑賞(英語)ツアーに参加」inカンボジア
世界一周31日目(2024.10.24 執筆)
※今回は日記というより私の思いを綴ってます
前夜21時頃に寝ようと思っていた私。しかしインドのe-Visaと戦い、気付けば23時を過ぎていました。(e-Visaは無事に取得できました)
23時過ぎ……え、今から寝る?
悩んでいる理由は、今日参加するアンコールワットの朝日鑑賞ツアーが4時20分集合だからです。身支度の時間を考えると2時45分には起床したい。どうしようと思いながらパソコンカタカタを続けます。
時計を見ると0時を過ぎている。さすがに仮眠を取ろうと思い寝転がり目を瞑るのですが、起きれなかったらどうしようと全く寝れません。普段寝る時間が3時前後なのもあり眠くもなく。
ということで、オールでアンコールワットの朝日鑑賞ツアーに参加してきました。笑
ツアーはホテルで予約したので4時20分にホテルのロビーに集合。参加者の方が徐々に増えていきます。ここで私は思います。
なぜ英語ツアーを申し込んだんだ
私は英語がめちゃくちゃ苦手です。相当レベルが低いです。参加者の方は西洋の方ばかりでとても怖い。(皆さん怖くないんですよ。英語が話せないから怖く思ってるだけです)
怖いなと思いながらも、「でもわからんもんはわからんし、何か思われても二度と会わない人たちだから」という酷い開き直りをして心強く参加します。
バスに乗り、ツアーガイドの小柄なおじちゃんのお話しを聞きます。
……何も聞き取れません。こんなに聞き取れないことある?ってぐらい聞き取れません。笑
アンコール遺跡群チケット販売所に到着し「アンコールパス」を購入。1日券は37USDでクレジットカードが使用できました。
パスの顔写真はその場で撮影。パスを特定の場所で見せるとその先に進むことができます。
再びバスに乗りアンコールワットの付近まで移動。バスを降り空を見上げると月と星が見えました。私的にはこれだけで来た甲斐ありです。
にしてもいつぶりに星を見たのだろうか。東京では月さえもあまり見れてなかった気がします。
真っ暗な道を歩きアンコールワットに向かいます。5時半頃に到着すると外は薄っすら明るくなってきていて、朝日を観るためにたくさんの方が待機していました。
朝日を観る前に記念撮影。参加者だけを撮った後に必ずガイドのおじちゃん有りで撮影されます。
撮影後おじちゃんに言われた時間まで自由に鑑賞。場所を確保し朝日が登るのを待ちます。
すごく神秘的でしたと言いたいところですが、場所が悪かったのか、私の感性が歪んでいるのかあまり感動できず。ただ綺麗なのは確かです。
朝日を見終えて集合場所に戻り参加者のおじいちゃんと仲良くなります。英語が苦手だと伝えてもOK!OK!という感じで気さくに話してくださいました。
おじいちゃんは定年退職し50日間の船旅をしているとのこと。私は仕事を辞めて世界一周をしてますと伝えると、
えええええええ!?!?!?
おじいちゃん、私が無職なことにめちゃくちゃ驚きます。笑
欧米はお休みを取って旅行に行く人が非常に多いからか驚かれました。ただ心底意味がわかりませんが私は無職の実感がありません。笑
そんな感じで仲良く(?)なり、皆でアンコール遺跡を見て回ります。
ガイドのおじちゃんは高頻度で止まり各場所で長めの説明をします。
……わからん!笑
こんなに説明があるツアーだと思ってなかった。
私は元々トゥクトゥクを1日予約して個人で回る予定だったのですが、ホテルの人にトゥクトゥクの話しをしたところツアーがあると言われ、自由に動けると勘違いして申し込んだんです。
だから英語ツアーでもいいやと思ったのですが、蓋をあけてあらびっくり。めちゃくちゃ本格的なツアーじゃないか!これはもう私が悪すぎます。笑
これがもっとライトな場所の英語ツアーだったら良かったのですが、アンコール遺跡とその歴史を説明してくれるツアーなので話されてることも難しい。あとガイドのおじちゃんの発音がホンマに聞き取れない。
皆で回っていると私が英語が苦手なことが伝わっていきます。参加者の方の中で思った方もいるかもしれない、なんで英語苦手やのに英語ツアーに参加してるん?って。
安心して、私が一番思っている。笑
遺跡を見て回っていると時々発生するガイドのおじちゃんによる集合写真撮影会。
途中遺跡群の中にあるレストランでお食事。ここでのお食事はマストで全員注文します。
観光地価格でお食事とドリンクで8.5USD。観光地でお金を使うことは大事だと思ってはいるのですが、食べたいと思っていない&心から美味しいと思えないご飯にお金を払うのは結構痛いですね。
あと端っこに座ればいいのに、良くしてくれるおじいちゃんの隣に座ってしまいテーブルの真ん中の席になるハプニング発生。苦笑
全員のお食事が終わりお会計。皆ちゃんとしたお財布を鞄から取り出す中、私だけ使い古したチャック付ポリ袋。
こちらのお財布は今のことろ盗まれてないです。
お会計を終えて再び遺跡を回ります。途中で撮影スポットがあり皆が並ぶので私も並んだのですが、私の番でアジア人の男女2人が割り込んできます。
順番抜かしか〜と思っていると、同じツアーに参加してる人たちがアジア人を怒ります。
ちゃんと言えるの凄いなと思う反面、マナーの悪いアジア人に出会い悲しいという思いも。アジア人全員がマナーが悪いなんてことは全くないですが、悪さが目立つのはアジア人が多いので。
同じアジア人として複雑な気持ちの中写真を撮ってもらいました。
写真を撮り終えて遺跡巡りを再開しますが、ツアーなので「ここ観たいな、ここで写真を撮りたいな」と思っても立ち止まれません。これは非常に辛いです。
人生で初めてツアーに参加しましたが、私の性格と興味関心的に見どころの多い観光名所のツアーは参加しない方がいいかもと思いました。これが日本語ツアーであっても。
最高のポジションとタイミングで写真を撮りたいので、それができるのは一人の自由な行動時のみ。なので友人とも見に行けない。苦笑
アンコールワットをゆっくり見れず、写真も撮れていないことがめちゃくちゃ心残りだったので、ガイドのおじちゃんに「アンコールワットがもう一度観たいから私だけ残っていいですか」と聞きました。
一瞬渋い顔をされましたが、「いいよ。全部回った後にアンコールワットまで送ってあげる」と。伝えるって本当に大事ですね。ありがとうございます!
バスでアンコールワットまで送っていただきツアー参加者の方とお別れしました。
約9時間の慣れない英語環境から一人になれた瞬間の安堵といったらもう。苦笑
そして二度目のアンコールワット。
アンコールワットをゆっくり観て回れて大満足。お昼頃のアンコールワットはかなり人が少なかったです。大抵の人が朝日を見てそのまま回るからですかね?
寝ずにツアーに参加したのでぶっ倒れそうになりながら街に戻り、ご飯に癒やしを求めて二度目の「Khmer Taste Restaurant」へ。
シェムリアップはスムージーよりシェイクが主流なのか、未だに美味しいマンゴースムージーを見つけられていません。もうすぐ旅立つのに……。
あとハンバーガーをナイフとフォークで食べるのすごく違和感がありますね。
食事を終えてホテルに戻りシャワーを浴びて知らぬ間に寝てました。体力おばけの私が久々に疲れました。
英語が苦手なだけでこんなに苦しくもどかしい思いをするんですね。この悔しさを味わう前と後とでは英語を学びたい意欲が違い過ぎる。
貴重な経験ができました。
さてここでお知らせです。なんと明日も英語ツアーです!(このnoteを書いてる時点ではもう終えてます笑)
果たしてみやかはツアーを楽しめたのか?乞うご期待!