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神奈川県の公立高校入試について「はじめの一歩」 その1

2024年の神奈川県の公立高校入試まで2週間を切りました。中3受験生は最後のスパートをかけているところです。今回は、中2生以下の生徒と保護者の方のために最近の公立高校入試についてその「はじめの一歩」のお話をしたいと思います。

全県1学区

まず、神奈川県の公立高校入試は「全県1学区」ということです。住んでいる場所に関係なくどの公立高校も選択できます。ただし、横浜市立、川崎市立の高校(全日制普通科)については市内在住でない場合は「学区外」扱いになる場合もあります。それでも、ある一定の枠内で市外の生徒も受け入れています。

全県1学区ということは、人気のある学校とそうでない学校に分かれてしまうということです。一般的に偏差値帯の高い学校はいろんな地域から生徒が受験してきて倍率が高くなりがちです。また、駅チカの学校、それも複数路線が入っている駅の近くの学校も倍率が高くなる傾向にあります。

学校成績、入試得点の割合も各校ごとに違う

つまり、公立の高校は「競い合い」の原理がはたらいているということです。このことをこれから高校選択をする生徒、保護者の方はまずは知っておくべきです。どこの高校に行っても同じではないということです。入試も「学校成績、入試得点」の割合は各高校ごとに違いますし、特定の科目に傾斜配点をしたり、「特色検査」を実施する学校もあります。

とにかく、神奈川県の公立高校はそれぞれが特色を持とうとしていて、入試制度もそれぞれ特色がだせるような仕組みになっているのです。次回はどんな高校があるのかについてお話しします。

次回 どんな特色のある高校があるんだろう・・進学重点校

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