見出し画像

オブリガートやニュアンスについて

今回はオブリガートやニュアンスについて見ていきましょう。
ギタリストはソロをとることよりもこちらの方が多いでしょう。
オブリガートとは主旋律を引き立たせるために演奏される短いフレーズで、
これをアドリブで弾くことはかなり難しいです。
ある程度決めておくのがよいですね。
音量やフレーズのニュアンスも非常に重要で、同じフレーズでも
ニュアンスの違いで良くも悪くも変わってしまいます。

ではエリッククラプトンによるオブリガートを聴いてみましょう。
譜面はこちらです。オブリ以外はコードを載せています。
「枯葉」で最初の1コーラスです。

画像1
画像2

19小節目のオブリなど(カッコ)で記していますが、
とても小さい音から入っているのがわかりますね。
音にならない音というか、歌心を持って弾けるとよいですね。
とりあえずは一定の音量でも良いので、正確に弾けるようになったら、
強弱、リズムのよれやビブラートも自分なりに加えてみましょう。
どう弾いたら良い形になるのか自分なりに考え工夫してみてください。

それでは後半のソロも見てみましょう。
3:34〜からソロに入ります。

画像3

特に6小節目はリズムが弾けるようになるまで1拍ずつ練習してください。
フレーズが繋がるようになったらリズムを崩すイメージで弾いてみましょう。
音源と聴き比べてください。

9小節目のスタッカートもポイントですね。
このような表現が最終的にはアドリブでできるようになるためには
まずフレーズをコピーすることです。ニュアンスまで細かく研究できるかが
ポイントになるので、どのように弾いているのか注意深く音源を聴いて
みてください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?