宮泉

青森県弘前 ソムリエ モデル 東奥日報社『ソムリエール宮泉のイチ推し酒』 ワイン・日本酒・シードル探訪

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青森県弘前 ソムリエ モデル 東奥日報社『ソムリエール宮泉のイチ推し酒』 ワイン・日本酒・シードル探訪

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【自己紹介】 はじめてのnote

■ごあいさつ 青森県でソムリエとモデルの仕事をしている、宮泉と申します。 現在、東奥日報社で「ソムリエール宮泉のイチ推し酒」という連載を担当しています。 県内外の酒蔵、ワイナリー、シードルリーなど足を運ぶ機会があり、これまで見学して伝えきれなかったこと、また感じたことをここに残したいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。 ■プロフィール 宮 泉 (みや いずみ) 青森県弘前市出身 福島に【會津宮泉】という日本酒もありますね。 お酒全般大好きです。 趣味は酒蔵巡

    • 田酒🍶西田酒造店 | 青森

      9月の訪問からなかなか書けない。 ソムリエがお客様のバックグラウンド情報を先に知ってしまうと、良いサービスを提供しなければというプレッシャーから通常の接客が不自然になり、自ら緊張してしまうように 田酒の素晴らしさをどのように表現すればよいか、その思いが強く先行しているからだと分かっている。 しかし、記事を下書きのまま放置してしまうと、田酒50周年を過ぎてしまう。 重い腰を上げて、記録を始めよう。 飛ぶように売れている。 新商品の発売には酒屋さんの前で購入を待つ人が並ん

      • THREE PEAKS Winery🚢 | 大船渡

        岩手県大船渡市にあるTHREE PEAKS Winery に先日、足を運びました。 2013年5月にスタートしたワイナリーは モダンな三角屋根の建築と、その背後に広がる大船渡湾が印象的です。 訪れた際は、豪華客船「飛鳥Ⅱ」が入港していました。 営業していることをチェックしてアポなしで訪れましたが、代表の及川さんがそこに立っていました。 醸造所を特別に案内してくださり、ラベルデザインや栽培について、ワインやシードルを試飲させていただきながら多くの話を聞かせてくださいました

        • クラフトワイン🍷つがるワイナリー | 鶴田

          津軽地方でお正月に食べられるブドウ。 “スチューベン、しっちゅーべ?” 以前働いていたお店のシェフが繰り出したダジャレ。私、結構気に入っています。 ここ鶴田町は”スチューベン”の日本一の産地。 2019年にブドウで日本唯一のGIを取得している実はスゴい場所。 2017年に前身の「wanoワイナリー」が創業し 国内外で経験した造り手により 2023年、鶴田町唯一のワイナリーは「つがるワイナリー」と新しい名前で進化したブティックワイナリーです。 ワイナリーの隣には圃場が

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        【自己紹介】 はじめてのnote

          🍇登美の丘ワイナリー | サントリーフロムファーム・~後編~

          ここは「世界と肩を並べる『ジャパニーズワイン』を実現する」という目標を掲げ、洗練されたワイン造りを追求している登美の丘ワイナリー。 園地を後にして私たちはワインショップに移動し テイスティングをさせていただきました。 ショップの奥に併設されている テイスティングルーム 一杯から気軽に楽しめるのも魅力的。 津軽ソーヴィニヨン・ブラン2021 私の地元「津軽ソーヴィニヨン・ブラン」テロワールシリーズのスペシャルキュベ。 二つの園地のアッサンブラージュにおいて、太田さん

          🍇登美の丘ワイナリー | サントリーフロムファーム・~後編~

          🍇登美の丘ワイナリー | サントリーフロムファーム・~前編~

          日本におけるワイン発祥の地、山梨県。 大手メーカーから家族経営の小さなワイナリーまで存在する日本ワインの中心。 「デキャンタ―・ワールド・ワイン・アワード2024」において、『登美 甲州 2022』が最高位を受賞、日本では史上初という今一番ホットな登美の丘ワイナリーへ訪れました。 11:30に新宿を出発、特急かいじ19号に乗って初めての甲府へ。 トンネルを抜け塩山を通過すると、棚仕立てのブドウ畑が一面に広がります。 甲府駅に降り立つと、青森とは比べものにならない暑さ。

          🍇登美の丘ワイナリー | サントリーフロムファーム・~前編~

          🗻津軽ソーヴィニヨン・ブラン | サントリーフロムファーム

          色調は淡く仄かなレモンイエロー、りんごやパッションフルーツの香りとハーブのような爽やかさにほんのりイーストの風味。 そこからストーンフルーツのジューシーな果実味ある味わいを感じます。 酸は柔らかで繊細でありながらどこか落ち着きを払っています。 日本ワインコンクールにおいて 2015年に「シャルドネ」 2016~2018年に「ソーヴィニヨン・ブラン」で4年連続金賞受賞をしている、サントリーが手掛ける津軽シリーズ。 最新ヴィンテージの 〖津軽ソーヴィニヨン・ブラン2023〗を味

          🗻津軽ソーヴィニヨン・ブラン | サントリーフロムファーム

          ハードサイダー🥂CRAZY CIDER |CRAZY DAYS |平川

          青森県から世界へ 青森県は、日本で最もりんごの生産が盛んな地域(全国約60%シェア)、約43万tのりんご収穫量を誇ります。 そして、シードル製造の発祥地でもあります。 2014年、青森県平川市にあるタグボート株式会社は 津軽おのえ温泉の日帰り宿「福家」の経営が始まり、当初は事業が順調でしたが、新型コロナウイルスの影響で大打撃を受けました。この状況を乗り越えるため、青森県の事業者として、 “果実の新しいカルチャーを発信したい。”と、りんごを使った果実酒造りに着手することにし

          ハードサイダー🥂CRAZY CIDER |CRAZY DAYS |平川

          テキカカシードルの誕生🍏もりやま園 | 弘前

          摘果とは りんごの花は一株につき約5つ咲き、実を結びます。全ての花がりんごになると栄養が分散し、果実が小さくなり、次年度の花の発生も悪影響を受けます。 そのため、3~5株に1つの果実を残し、他は摘み取ることを「摘果」と呼びます。 全てが手作業で行われ、摘果された果実は通常捨てられます。 これはもったいないことです。 しかし、それが常識とされていました。 廃棄されるリンゴからどのようなシードルが作れるか、そのアイデアの背景を少し教えていただけました。 もりやま園が目指し

          テキカカシードルの誕生🍏もりやま園 | 弘前

          獺祭🍶旭酒造 | 岩国

          酔うため 売るための酒ではく 味わう酒を求めて 《 獺祭 / 旭酒造株式會社 》 2022年のデータで、製造スタッフ130人というのは日本で一番多い蔵であり、日本酒輸出1位(全体の17%)の1流のお仕事を覗かせていただきました。 獺祭は山田錦を錦川の伏流水(軟水)で醸しています。

          獺祭🍶旭酒造 | 岩国

          🍷澤内醸造 | 八戸

          初めて八戸を訪れたのは、5年前。 私は「絶景で生ウニ丼を 食べる」企画の撮影で当時は誰も知る人のいない八戸へ、旅気分で向かいました。 八戸は 2014 年から 「八戸ワイン産業創出プロジェクト」を展開し、街全体がワインへの 関心が高く、県外からも注目を集めるイベントを開催しています。 イタリアンレストランのシェフでもある澤内さんは、料理人目線で食のシーンをイメージ し、料理は「食材」を、ワインは「ブドウ」をどれだけ活かすことが出来るかを意識し、 常に高い理想を追い求めて

          🍷澤内醸造 | 八戸

          下北と共に生きる酒🍶関乃井酒造|むつ

          酒を知ると、その地域が見えてくる。 下北半島下北半島は、本州の最北端にある半島です。 この半島には、 菜の花畑で有名な横浜町や、 自然と文化が混ざり合うむつ市、 寒立馬や尻屋崎灯台がある東通村、 幻想的な海が望める温泉郷の風間浦村、 そしてマグロの一本釣りの町としても知られる大間町「仏ヶ浦」があります。 さらに、これらの町を含む下北半島は、美しい景色で訪れる人々を魅了しています。 その形状は、その豊かさを称えるかのように、戴冠式で本州に王冠を被せたような形です。 また

          下北と共に生きる酒🍶関乃井酒造|むつ

          🍎タムラファーム|弘前

          タムラファーム 「すべての物語は美味しいりんごから始まる」というモットーのもと、生のりんごやアップルパイ、ジャムなどの加工品を製造・販売しています。 2013年にはシードル・ワインの委託醸造販売をスタートし、2014年には自社工場を立ち上げて自社ブランドのシードルの製造・販売を始めました。 そして、国際シードルメッセ2016および2017で、日本で初めてとなる最高賞「ポム・ドール賞」を2年連続で受賞しています。 見学にて 田村昌丈代表取締役社長にご案内いただきました。

          🍎タムラファーム|弘前