届かないとわかっていても、書かずにはいられなかった手紙
轟悠さんへ、
貴方が宝塚歌劇団をご卒業されて、1年と2ヶ月が経ちました。今はどうなさっておいででしょうか。
ちょっとは落ち着かれましたか。
タカラジェンヌでなくなったのは、どんな感じなのでしょう。
人生の半分以上をタカラジェンヌとして過ごされていたのですから、ひょっとしたら何だか変な感じがするのかもしれませんね。
爪は伸ばされましたか。ネイルも試されましたか。赤いルージュやスカートもチャレンジされたのでしょうか。
髪は、ショートもロングヘアーもきっとお似合いでしょう。どんなスタイルもステキだろうな〜と勝手に想像しています。
どんなことに興味を持たれているのでしょう。絵をいっぱい描いているのでしょうか。もしそうだったら、いつか見せてくださいね。
今はどこに居られるのでしょう。人吉でしょうか。長い間故郷でゆっくり過ごすこともなかったでしょうから、ゆっくりできるといいですね。
海外にも行かれましたか。今までにも何度も渡航されていると思いますが、退団後は、きっとまた趣きが違うのでしょうね。
それとも、全然今までに行ったことのないような土地で、土いじりをしているのかも、なんて思ったりもします。
野菜や花を育てるのも楽しそうですね。貴方の笑顔が見える気がします。
私はただのファンです。実際にお会いしたこともお話したこともありません。実際に舞台を観たのも一度だけ。それも20年前。
そんな私ですが、轟悠さんのお姿が見れなくてとても寂しいです。
男役として、完璧にリアルなナイスガイっぷりはもちろん大好きですが、オフのときの、柔らかなお声も恋しいです。
奇をてらわない文章も、貴方らしくてステキです。
完全に「轟悠ロス」です。こんな人が大勢居ます。ファンの勝手なのは重々承知の上ですが、どうかお姿を見せてください。
いつまでも、到底貴方を忘れることなんてできないんですから。
轟悠さん、貴方に会いたいです。
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