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水が止まらない。

「あれ?水が止まらない。」


キッチンの蛇口、水とお湯に分かれている水の方の栓をキュッとひねると、止まるはずがスルッと回ってまた水がジャーッと出る。


何度やっても同じ。そのうち、回しても回してもジャージャー出るだけでいっこうに止まらなくなった。


「…これはマズいな。ゴムパッキンがすり減って、水を止められなくなったものかも。」


確か管理会社は今日は休みだったから、ホームセンターに行ってパッキンだけ何種類かの大きさのを買って、自分で付け替えようと、外の水栓を閉めてからドライバーでネジクギを外して回してみたが…はずれない。


え、なんで?


試しに、お湯の出る方のもやってみたが、やっぱりはずれない。


これはもう私の手には負えないと判断して、明日管理会社に連絡しようと思ったときに思い出した。緊急用の電話番号があったことを。


普段から対応がよくないから、あんまり期待はせずに電話してみたら、今日は管理会社は営業しているという。うそ、水曜日休みだったやん。いつから土日祝が休みになったんだ?ま、営業時間終わってるから一緒か。


事情を伝えると、対応は明日になる可能性が高いとのこと。そんなことだろうとは思っていたので驚きはしなかったけど、今月、貯水タンクの掃除で一回、排水管の工事で一回の計2回も断水している。


これで3回目。いいかげんにして欲しいよ。明日ちゃんとし連絡来るのかな。それが1番心配。


朝イチ管理会社に連絡して、昼になっても何も言ってこないので昼イチに再度連絡。色々あったけど中略(笑)で、3時頃に業者さん到着。


キッチンの水回りを見て、写真を取り、ちょっと電話してきますと外に出て、なかなか帰ってこない。


しばらくして帰ってきた業者さんは「これを取り替えろと言われれば取り替えることはできます。でもそれで確実に水が止まるようになるとは言えません。」とのこと。


「それでも良ければやりますけど、それで水が止まっても止まらなくても料金は発生します。お値段は13,200円です。どうされますか?」


え〜、そんなぁ!と思って、「直るかどうか分からないものにそのお値段をお支払いするのはちょっと…」

というと「そうですよね。私もオススメはしません。」だそう。この人、正直だね。


「失礼します」と帰っていった業者さんが、数分後にまたピンポンしてきた。


何だろうと思って出てみると、「実は今回、基本料金と調査費とで8,800円になります。管理会社様に、入居者様負担でと言われまして…」


へっ?


何でそうなるの?


「法人間でのやり取りだと料金が発生するんです。個人のお客様からのご依頼だと無料なんですけどね」なんですと。


請求書はあげないといけないらしいので、管理会社と戦う材料にもなると思い、納得はできないけど見積書と依頼書を受け取る。


業者さんがポロッと、「(個人的な意見として)こういうのはあんまりないですね」ともらす。


そりゃそうだろう。普通、修理は家主側負担だよね。こっちも、自分で業者を頼んだら費用がかかるから、管理会社経由で頼んでるんだから。


それなのに8,800円払えってどういう事?私が午前中に聞いたのはパッキン変えるときにパッキンの料金はこちら負担になるということ。


私が了承したのはそれだけで、見に来た業者さんに何にもしてないのにそんな金額支払うなんてとうてい納得できることじゃない。


こんなこともあろうかと、ボイレコで録音しておいて良かったよ。管理会社はエス◯ート◯ーワ。Googleの検索窓に社名を入れたら最悪って出てくるんだから、ある意味スゴイ(笑)


業者さんが帰ってから、とにかくこの金額は納得できないって言っておかないと、と電話すると、なんだか日本語が通じない。


曰く、


「修理してほしいと言われたからお伺いして、お客様が修理をしないと言われたんですからお支払いいただかないと。」


???


どうゆう理屈だ。訳が分からない&体力をかなり消耗した。頭がガンガンする。何なんだこれは。精神修養か?私は千日回峰でもしているのか?


それとも神は私に試練を与え給うたのか?(笑)もうイヤ!と思っていたときに、先ほどの業者さんから電話。


「今回は特別に無料にさせていただくことになりました。お手元の見積書とご依頼書は廃棄してください。」請求書も送付されないとのこと。


ひとまず良かった。


でも、これで終わりじゃない。まだ水栓は古いまま。元栓から止めておかないとジャージャー出っぱなしになるのだ。まだ断水状態は続く。






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