投資家との交渉は緊張するもの
経済産業省・JETRO主催のグローバル起業家等育成プログラム「始動 Next Innovator」に2021年に7期生として選ばれ、今では始動アルムナイ(卒業生)として活動しております。
先日、始動の次期生である8期のセッションにアルムナイとして自身の経験を共有する機会をいただきましたが、質問をいただく内容の多くはVC(ベンチャー・キャピタル)やエンジェル投資家からの資金調達に関しての相談でした。
始動プログラムは、
世の中にイノベーションを起こす方々(起業家や企業の新規事業部社員など)が参加していますが、
プログラム参加時はまだアイデアの企画構想段階であることが大多数です。
とはいえ、アイデアが形になり事業拡大を考えるならば銀行からの借入や、VCやエンジェル投資家から出資をしてもらう
資金調達を考える必要があります。
そのため「VCやエンジェル投資家からどうやってお金を調達したのか?」という質問が多く挙がりましたが、皆さんから出た本音は「色々ダメ出しされそう...投資家(VCとエンジェル投資家)怖い!」でした。
わかる。。。私も初めは同じ心境だった(ウンウン)
私自身の実体験
VCやエンジェル投資家に対して資金調達の交渉は緊張します。
私も初めは何度も心が折れましたし、正直今でも慣れません(笑)
私が過去、投資家に言われたコメントを抜粋します。
ビジネスモデルがよくわからない、自己満足ビジネスに見える
説明が長い
結局何がどうなるのか、何を伝えたいのかわからない
それ宮城さんの構想でしょ
儲かるイメージがつかない
もちろん、話を聞いてくれるだけでありがたいことではありますが、オブラートに包んで伝えてくれる投資家もいれば、ど直球に伝える投資家もいます。
ただ、このような厳しい意見は資金調達をするスタートアップならば、必ずと言っていいほど経験します。
私もかなり心が折れましたが、このような厳しいアドバイスを頂いたおかげで、事業モデルも叩かれて磨かれ、起業家としてのメンタルも鍛えられたと思います。
いま絶好調の起業家の先輩も、初期は「資金調達回りたくない、心折れる。。」と当時弱音を吐いていたのを聞いていたので
スタートアップという起業の選択肢を選んだのならば必ず通る試練で、その試練を乗り越えて成長していくんだなと感じました。
とはいえ、これから資金調達を考える起業家からすると緊張しますよね。
そこで、たまたま某コミュニティでシェアされた記事ですが、
この記事の最後の一文が勇気をもらえる内容で刺さったので共有します。
投資家とのミーティングに大事なもの
もっと深く事業について、そして起業家について知りたいから
掘り下げて質問されるんですね。
この記事の一文を理解するだけで、「投資家怖い」「ダメ出しされそう」
というイメージは変わるのではないでしょうか。
起業家にとって大事なのは、
やはりビジョンを語ってワクワクをシェアし、
具体的なサービス解像度で実現可能性を証明すること。
そのためには、投資家含め色々な方から恐れずフィードバックを
もらって、言葉の磨き込みをすることですね。
投資家とのミーティング(交渉)は緊張するもの、
これから資金調達をされる方の参考になればと思います。
弊社もまた資金調達に動タイミングがやってきますので、
心折れないように今のうちから次にやってくる資金調達の機会に向けて
まだ話していない投資家と挨拶を兼ねたミーティング(交渉)をして
慣らしておきたいと思います!!
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