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失敗しない地方移住!移住サービス元運営社がオススメする移住前にするべきコト

元々、私が地方移住サービスを構築していた事もあり、移住の失敗ケースや移住断念の話を数多く聞いてきたので共有します。

先日「地方移住 興味あるがハードルも」という記事に取り上げて頂いた事がこの投稿のキッカケです。

コロナ禍では、密を避けるため地方移住が一時期ブームになりました。
しかしブームの裏では、現地で話が合う人と出会わなかったり、知人がいない等の理由からホームシックになって出戻る地方移住の”失敗”を聞いてきました。

こういった内容って意外と公にならないですよね。
TVでは特集ネタとして公開されますが、地域側からそういった情報は中々得られません。

「この地域は大丈夫!」と思って安心してはダメで、全地域が移住失敗に繋がる可能性がある事を理解する必要があります。

失敗を知る事で、失敗の確率を下げられます。
移住失敗を防ぐ方法は、大きく以下の二つあります!

  1.  現地で仕事や興味、考え方が合う同属性の人と出会えるか

  2.  都市部を経由した二段階移住

1. 現地で仕事や興味、考え方が合う同属性の人と出会えるか

就活と移住は似ています。学生が就活する際、就職先への不安を解消するため以下の3つの行動をします。

  • 情報収集・・・企業分析や口コミなど紙媒体やWebから情報収集し候補となる企業のリストアップ

  • OB訪問・・・実際に働いている人から情報収集し選別

  • インターン(or バイト)・・・実際に働く、バイトなどで関わる

「インターン」は、就職先というより就職先の業界を知る目的で働いてみる方が多い。

地方移住に置き換えてみると、以下のような流れです。

  • 情報収集・・・地域ブロガーやSNSの投稿などから情報収集し移住候補となる地域のリストアップ

  • 現地の移住者に相談・・・実際に移住した移住先輩から情報収集し選別

  • お試し滞在・・・2週間前後を目安に滞在。仕事のし易さや住民との関係性を確認

私は、この流れで重要だと思っているのが「現地の移住者に相談」だと思っています。

お試し滞在は旅費の問題です。
いまADDressHafhのような多拠点居住サービスが普及しており、コストを最小限に抑えてお試し滞在することができるので解決されつつあります。

問題は、いかに現地で共通の価値観を持つ方と繋がれるかです。
特に大都市圏で洗練された仕事をしていた人ほど、考え方のギャップや周囲に仲間がいなくて孤独を感じてしまいます。

「話が合わない」「変な人扱い」これがホームシックの原因となり移住失敗に繋がります。

そのため「誰がいるか?」が重要です。場所よりも先に人。
価値観が合う人を見つけたら、その人から色々紹介してもらう。
類は友を呼ぶ的な流れで、住む場所を超えてどんどん広がり、孤独を少しでも緩和しやすくなるはずです。

2. 都市部を経由した二段階移住

地方移住を求める方の多くは、田舎暮らしを望んでいるようです。
大都市圏で育った方ほど田舎暮らしに憧れを持つ方が多く居ました。

理由を聞くと
「ふるさとと呼べるものがなく、ふるさとを持つ人がうらやましい」
といったコメントをもらいました。

他にも
「自然豊かな暮らしがしたい」
「自然がいっぱいな場所で子育てしたい」
という素晴らしい移住理由を回答頂きました。
しかし、これも残念ながら移住失敗あるあるです。

大都市圏から田舎へのギャップは舐めてはいけません。
暮らし方や人間関係も大きく変わることから、馴染めずホームシックになって出戻るケースも少なくありません。

そこでオススメなのが、地方都市を挟んで田舎へ移住する2段階移住です。

いきなり田舎ではなく都市部を経由する(静岡県を例)

なるべく暮らしのギャップを少なくするため、
同規模の地方都市でスライドし、地方都市から田舎を何度か行き来することで田舎との人間関係をゆっくり時間をかけて馴染ませることが重要だと思います。

テレビでは「地方移住=田舎への移住」という印象を抱かせます。
そして「移住は一世一代の大決心」のような印象が持たれています。

いやいや、もっと気軽に。
引越し感覚で地方移住をもっとふらっとな感じのイメージに変えていきたいですね!

ふるさとは別に一つである必要はなく、複数あっていいと思います。
引越し感覚で気軽に地方移住を楽しめたら、楽しそうですね。


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