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【人生において、新たな選択肢を創る】地方移住支援プラットフォームサービスはこうして出来上がった

--- 2021/05/25 更新 ---

こんにちは。
「人生において、新たな選択肢を創る」をビジョンに、地方移住支援プラットフォーム「flato(ふらっと)」を構築しているFromToの宮城(ミヤギ)です。今回は私の過去の経歴などの話も交えながら、創業経緯、また「flato(ふらっと)」の成り立ちについてお話していきたいと思います!

◇はじめに - 自己紹介・創業のキッカケ

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地方移住支援プラットフォームを作るキッカケとなったのは、私自身が沖縄出身であったことが大きな起因にあたります。

〜プロフィール〜
1986年、沖縄県生まれ。地元IT企業にてSEとして勤め、上京後フリーランスSEに転身。その後エンジニア向けキャリア支援事業を構築し、フリーランスコミュニティを運営。「フリーランスに対する漠然とした不安は、経験者に相談することで解消に近づく」ことを知る。2018年、株式会社FromTo設立。コミュニティ運営時の経験から着想を得て、地方移住支援プラットフォーム「flato」を立ち上げ。2020年2月に自身も浜松へ移住。flatoを通じて「地方で自己実現する人が増える社会を創る」を創る。

上記を見ておわかりの通り、私自身、他の起業家のようなキラキラした学歴・経歴はありません。
(▼私の過去についての記事です。お暇があれば読んでみてください。笑)

●現体験(沖縄→上京、フリーランスへ)

私のキャリアは新卒で大手グループ企業傘下の地元企業(沖縄)にてスタート。当時、無茶難題を言われながら、東京↔︎沖縄を往復し、めちゃくちゃ仕事していました。

この時、大手グループとはいえ基本は下請けで、安いから依頼されてるというピラミッド構造のなかで働かされていることに気づきました。

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とはいえ、リーマンショック、東日本大震災の影響もあり残業過多/休日返上で、かつサービス残業という三重苦でした。

「贅沢は言えないし…」と踏ん張っていましたが、天下り副社長社長から「沖縄でこれぐらいの給料をもらえて何が不満なんだ?」と言われ怒り心頭。

さらに、周囲の同僚含め同郷の友人に相談しても「沖縄だから(低賃金は)しょうがない」という諦めムードに嫌気がさし、退職を決意し上京しました。2012年の時です。

さて、これから再スタートだと意気込んでいたのも束の間、転職活動時に現実に打ちのめされます。

当時のエージェントから「沖縄の会社でしょ?」と見下され、実績を評価されず要望が無視された成長に繋がらなさそうな案件ばかり。

世の中の不条理を感じ、自分でやった方が早いと思い、当時(2012年)は認知度低かったフリーランスに転身しました。

この「沖縄の会社でしょ?」という舐められた原体験が、地方に対するイメージを変えたい!という創業のキッカケでした。

●現体験(地元、沖縄でやらなかった理由)

会社員時代でめちゃくちゃ働いていたからか、フリーランス転身後も順調でした。
都内でフリーランスとして働いてる中で、私と同じようなピラミッド構造で悩まされている方が多いことがわかり、私の経験が活きるのではないか?ということで、フリーランスが前提の「エンジニアのセカンドキャリア」を銘打ったキャリア支援事業を創り、50名程度のコミュニティを運営する所まで至ります。

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場所を選ばない働き方が実現できたこともあり地元沖縄で起業を考えましたが、まだ「沖縄だから(低賃金は)しょうがない」というムードは変わらず、沖縄での起業は諦めました。

そこで、このような雰囲気を変えるのには「新しい風」を吹き込む必要がある!
それには活発な人が多い大都市圏(東京)から、たくさん地方に流れるサービスが作れれば地方のネガティブイメージが変わり、結果諦めムードも一変すると考えました。

●地方は可能性に溢れている

flatoは「人生において、新たな選択肢を創る」を掲げています。

東京はデジタル化が進み、最先端を走っているため入り込むような余白がない。一方で地方は、開拓の余地が大きく余白だらけなのが現状です。

私はキャリア支援事業を通して、都内で優秀な人でも大企業で埋もれ、燻ってる人を数多く見てきました。

そんな人こそ、地方で自身の可能性を最大化できる機会が溢れていると考えていました。

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(上:東京都新宿、下:静岡県浜松市)

一目でわかるように、東京は立ち並ぶ高層ビルのように、優秀な人材も埋もれてしまう可能性が高い。しかし、私が移住した静岡県浜松市だと、少し高いビルがあるだけでもかなり目立ちます。

環境を変えることで、東京では燻ってた方たちがイキイキしていく事例を、現在やっているflatoの視察を通して数多く見てきました。

実際に、私は2020年1月に静岡県浜松市に移住し、自身の経験から行動次第で活躍できることがわかりました。

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何かコトを起こしたい人は尚更、密な東京より疎な地方に可能性があると考えています。そんな私が叶えたい未来は「地方で、自己実現する人が増える社会を創る」です。

これは、単にテレワークが普及させたところで実現できません。
新しい価値観を植え付けてくれる「新しい風」となる方たちが入り、その「新しい風」から刺激をもらい、地域内で活発な方が増えていく。

地域内が活発になれば、さらに「地方は仕事がない」と思ってた東京で燻ってた方々も東京から視点をずらして地方に向く可能性も高まります。結果、東京と遜色ない働き方が地方全体で広がる。東京一極集中から地方分散していく、そんな未来を描いています。

その流れを創りたい!そこで地方移住支援プラットフォーム「flato(ふらっと)」の開発に至りました。

●人生において、新たな選択肢を創る

東京に居続ける理由はあるのか、しかし地方に自分が培ってきたスキルや経験を活かせる仕事がない。

コロナの影響もあり、働き方に関して漠然とした将来の不安を抱えてる方達が増えてきています。

そこで弊社は「地方移住」を新たな選択肢として提示します。
東京に行けば働き口がある、仕事があるという従来の考えは平成で幕を終え、令和は東京一極集中から地方分散する時代へ突入と考えます。

デジタル改革担当大臣の平井大臣が掲げる「デジタル田園都市国家構想」のビジョンに近いです。
現在、地方都市をはじめとした地方全体がスマートシティ化やスタートアップ誘致などを積極的に活動しています。

強いては、最終的に東京で燻ってた方々含め、「地方で、自己実現する人が増える社会を創る」ことに繋げていきます!!

FromToでは一緒に働く仲間を募集しています。

こんな私たちの考えに共感してくれた方は、ぜひお気軽にご連絡ください!


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