「会社潰れたらどうするんですか？」と質問されました。
宮城です。
先日、ある人に以下のような事を言われましたので、まずはシェア。
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「もしもコロナ問題で経営してる会社潰れたらどうするんですか？」と質問されたんで…
— 宮城てつろう＠スポーツ起業家×物書き×旅人 (@miyagitetsuro) April 24, 2020
「もう一度、同じメンバーで会社名を微妙に変えて立ち上げます！」
と真面目に伝えたら、その人泣いちゃったよ。シンドかったんだね。
いとも簡単に資産は奪われるけど、やって来たことは残る。そう思います。
今回のコロナ問題において本当に色々なところで、多くに人達がダメージを受けている。ちなみに、僕もその一人なんだけどね。
ただ、上記のツィートでも記載してあるけど、僕はもしかしたら周りよりも少しだけ「楽観的」な気持ちでいるかもしれない。
なぜなら、コイツ（コロナ）には絶対に奪われない物を持っていると自負しているからだ。（死んだらどうすんだー！みたいのは、話の前提が変わるので今回は無しで。）
今日は、それが何かってのを書き記したいと思うんだけど、きっと、あなたにもそうした物があるはずだから、続きを読みながらあなたにとっての「ソレ」が何かを考えてみてはいかがだろう？
僕にとっての資産
（１）ビジネスを成長させる知識
僕は、マーケティングという分野に特化した経営のコンサルタントだ。加えて、それをスポーツという分野に置き換えて、これまで2000名（社）の人達のビジネスを成長させてきた。（エッヘン）
もちろん、多くの失敗もあったけど、それでもここで培ってきた経験が、さらなる知識となって残ってるわけなので、ゼロから何かを始める、または作り上げるという事に対して、なんの躊躇もなくやれる自信がある。
うちの死んだ婆ちゃんが、お金をもらったら「本を買いなさい」と言ってたことが、今更ながらに思い出される。（結局、ほとんどゲーム買ってたけど。）
お金は、置いといたら直ぐに取られる。でも、知識は奪われない。
戦争を生き抜いた、婆ちゃんならではの物凄い教えだったと今なら感じるな。
（２） 一緒に頑張ってる仲間の存在
僕は決して大きなビジネスを手がけているわけではない。。。でも、長く苦楽を共にしてきたビジネスの仲間達の存在があるのはデカイ。
全く売上もゼロの状態から叩き上げてきた経験や、過ごしてきた時間があるわけで正直、この状況下においても「意外」にポジティブにやれている。
（もちろん危機感はみんなあるよ？）
それでも万が一、会社が潰れたとしても、一緒にやってきたメンバーとまた違う名前で会社を立ち上げて活動すれば良いというのは本音だ。
そういう意味では、今の困難な状況に対して「冷静」に、今やれる事をやれているという意味では、ただ恐怖に尻込みをしている状況に比べたらとてもポジティブな状況下にあると思う。
他にも、多くのビジネスパートナー達とも繋がってるので、お互いに励まし合い、助け合いながらこの難局を超える日を虎視眈々と待ってるというわけだね。
（３）これまでやってきた実績やお客さんとの関わり
僕らが、これまで多くの人達に対してやってきた事も、「事実」として絶対に消える事はないだろう。
むしろ、この事実は「証拠」となり、この証拠が「信用」として構築されているわけだから、この信用を「担保」に何度でもやり直せるという自負もあるんだ。
お金や資産というものは、こうした未曾有の事態に対して、凄く脆いものだ。でも、自分たちがたくさんの人達に対して貢献してきたという事実というのは、そうした影響をほとんど受けないだろう。
今は、みんなが苦しいかも知れないんだけど、いつか、それも終わる。
その時に、再出発を可能にする為の「本当の意味での資産」を僕は持っているわけだ。
お客さんと、こんな時だからこそ「関わり」を強く持つ。そんな手段を多く持っているという意味でも、今をどう耐え凌ぐのか？という事に集中できている状況だ。
今、何をします？
僕は思う。こうやってみると、会社という存在自体には、実はそんなに価値がないんだなという事だ。
真に価値があるのは、そうした「会社を通じて、やってきた事」という無形型的なの存在であって、会社という「形」自体には、実は、そんなに価値がない。
いくら会社にお金が残っていても、そのお金を生み出し続ける存在がなければ、その会社はいつか終わるし、逆に、会社という存在がなくなっても、お金を生み出し続ける「モノ」を自分たちが持っていたら、何度でもやり直せるのだからね。
それは、商売の知識だったり、仲間だったり、お客さんとの繋がりだったり、意外と「人」の部分が大きく左右されるものだという事に、ぜひ、この時期にだからこそ気づいてほしいんだ。
そう考えると現在のような状況下に置いて、自分自身が何をすれば良いのかということも、少しずつ見えてきたりはしないだろうか？
今まで、意外にも見落としがちだった「人」の部分の価値が、こうした制限を受けることで見直されてきているわけだ。
モノを大量に作って売る。
大量に作ったモノに、あの手、この手で付加価値をつけて売る。
もう、そんな時代はナンセンスになるわけだね。
誰が言ってたかは知らないけど、幸せはいつも「側」にあるそうだ。
そして、それを見直してどう育んでいくのか？
僕だったら、ここに対して、現在持っているリソースの全てを使うけどね？
あなたは、どうする？
それでは。
てつろう
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