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Nutrition Special Magazine

栄養学の知識を様々な分野から解説していきます
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#パーソナルトレーニング

ホエイプロテインとクレアチンは腎臓機能を悪化させる?30代男性の経過報告から考察

腎臓は、体内の栄養バランスの恒常性を保つのに重要な役割を果たしています。そして最近、ホエ…

改めて食塩を考える。運動・筋トレに与える影響と減塩するためのポイント

和食は健康的な食事の代表格。そう言われてずいぶん経ちますが、最近では「和食(というか日本…

「テストステロン」を増やすのに役立つ食材。男性も女性も食べて身体を元気に

今回のテーマは、若返り物質とも言われる「テストステロン」を増やす方法を、栄養面などを主体…

健康・美容・ダイエットに効果の高い「梅干し」食べていますか?

梅干しといえば、かつての日本人にとってもっともなじみ深いおかずの1つでした。小さい頃、お…

肉と野菜、どっちのタンパク源が優秀なの?アメリカの研究でわかった「タンパク源が栄…

タンパク質の摂取不足は日本人の食事における大きな課題の1つです。タンパク源といえば肉・魚…

男性の健康を取り戻すために食べるべきものは? 研究から見た「男が摂るべき3つの栄…

どれだけ年齢を重ねたとしても、男性は「性の健康」を追究したいと思うもの。特に勃起不全(ED…

EAAの筋肉合成に年齢・運動歴は関係ない?さまざまな研究から検証しました

加齢に伴う骨格筋量の低下(サルコぺニア)は、男性は40歳前後、女性は35歳前後から始まるといわれています。一方で、厚生労働省は男女ともに25〜30歳頃から、骨格筋量の低下は始まると示唆しています。 今このnoteを読んでいる人の多くは、日頃からトレーニングをしていると思うので、明確に筋量が減ったとは感じないかもしれません。ですが、パーソナルトレーニングを受けているクライアントは大半が運動不足なので、この年齢から急激に骨格筋量が減っていきます。その影響か、体力が落ちて疲れやす

アスリート、トレーニーの視点から腸内環境を整える方法を考える〜最適な栄養戦略と習…

アスリートやトレーニーの少なくない数が、何らかの胃腸の問題を経験しているとされています。…

トップアスリート・トレーニーにこそ野菜・果物が必要な理由〜運動による酸化ストレス…

健康や食事というテーマで、よく耳にする「酸化ストレス」。食生活によってだけでなく、運動や…

タバコ+高脂肪食で体重が落ちる?腸内環境に起こる変化をマウスで調べた研究

厚生労働省の2022年国民生活基礎調査によると、たばこを吸う人の割合は男性で25.4%、女性で7.7…

【2023年最新版】東京大学の研究に基づく日本人に不足している微量栄養素3選

2023年12月、東京大学は「Usual Nutrient Intake Distribution and Prevalence of Nutrient In…

「ケルセチンとフィセチン」の抗酸化作用。健康寿命にどう影響する?

健康や美容への意識が高まる現代。多くの人々が自然由来の成分の力を借りることで、生活習慣改…

クレアチンのリアル。本当に筋肥大効果は高いのかを徹底検証した研究を紹介

クレアチンは、運動パフォーマンスを増強させることが多くの研究で認められている、数少ないサ…

健康と長寿と栄養③炭水化物

ブルーゾーン(Blue Zones)という言葉をご存知でしょうか?日本語では「長寿地域」と言い換えることができ、健康で長生きの人々が多い地域を指します。JIMという医療メディアのシンポジウムにて、ブルーゾーンの人々とそうではない人々になんの違いがあるのかがまとめられた文献が発表されました。文献では、疫学的な観点から考えた健康・長寿を獲得するための食事についてまとめられています。 この文献では、慢性疾患と長寿に影響する食事要因に関する最近の知見を、コホート研究という疫学におい