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ある経済の勉強会で
この言葉に出会いました。
 
『アウフヘーベン』
 
この言葉はドイツ語。
日本語では「止揚(しよう)」と約されてます。
意味は、
「『捨てること』とは『残すこと』」
 
宮城は朝から何を言っているんだ…
となりそうですが、大真面です(笑)
 
すごいいい言葉だと思います。
 
この言葉はドイツの哲学者ヘーゲルが
弁証法というものの考え方で
提唱した概念です。
『アウフヘーベン』
ドイツ語です。
 
『捨てる』と『残す』という意味が
一緒になっている言葉。
 
この矛盾する言葉を一つにしたことが
ドイツ人のすごい事と講師は話しています。
 
『捨てる』とは今まで自分のもとにあった
ものがもう自分のものでなくなるということ。
でもヘーゲルはそうではないと
言っているのです。
その中で、いいものは
自分のもとに『残っている』のだと。
 
こう説明しています。
 
「古いものが否定されて新しいものが
 現れる際、古いものが全面的に
 捨て去られるのではなく、
 古いものが持っている内容のうち
 積極的な要素が新しく高い段階として
 保存される」
 
う~ん、哲学(^^
 
何を言っているんだと思われる方が
ほとんどだと思いますが、
勉強会ではその前の話からの流れも
ありものすごく納得するものでした。
 
宮城のとらえ方としては
「『捨てる』とは自分のものがすべて
 なくなるのではなく、
 いいものは残して、いらないものは
 捨てていくね。
 それを繰り返していくと、
 いいものが積みあがって人として
 高みへいけるよ。
 これを繰り返すと最強の宮城になるね」
(金陽は多少妄想気味の所もあります)
 
いい考え方です。
 
『捨てる』のは怖いのではないでしょうか。
今までの自分のやってきたこと、
信じて行ってきたことを
すべて否定してしまうような
感じがありますが
そうではないとドイツの哲学者ヘーゲル
は、はっきり唱えています。
 
いい言葉を聞いたと衝撃が走りました。
 
どんどん捨てていいんですね。
いいものは残っているから。
 
講師は立教大学の名誉教授。
女子大学生から相談された
失恋の話を例え話で
だしていましたが、その通りです。
 
『失恋』って『失う』と書くけど
失っていないんですね。
その恋愛から『いいもの』だけを残して
次の恋にチャレンジできる。
 
何度も繰り返すとそのたびに自分史上ベスト
の恋愛ができるのでしょう。
その繰り返しで
おじいちゃん・おばあちゃんになったら
どれだけステキな恋愛が
できることになるのでしょう。
(人の道は外れないように、人には迷惑かけないようにしましょう(^^♪)
 
スモールサンゼミ沖縄という
中小企業の経営者のための
大真面目な勉強会で
学んだことでした。
 
今こうやってブログにまとめながら
改めてこの言葉のもつすごさを
宮城は感じております。
 
自分が強くなった感じになっている
この時間がコワイです(笑)
 
ほとんどの方が何言っているんだと思われて
いるのではなかという空気感を
全身で受け止めながら
今日の投稿を終わります。
 
ちなみにこの言葉、
東京都知事の小池百合子さんが
2017年に自身の政策を主張する際に
用いた言葉だとのことです。
都知事選のニュースを見て思い出した
『アウフヘーベン』
という言葉でした。
 
 
 
今日もお付き合いいただきありがとうございます。
今日も頑張っていきましょう♪
金曜日に、金陽でした(^^
 
【沖縄の営業マン宮城の日々感じていることブログ】
(ブログ連続投稿716日目)2024.7.5
 
沖縄の生命保険セールスマン
 
(※あくまでも宮城の個人的な感想、意見です。あしからずm(__)m)

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