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寓話ですが、友達から聞いていろんなことに
通じるなと思った話です。
 
昔ある男が天使に連れられて、
地獄と天国、
それぞれの食事の席を訪れました。
 
地獄の食卓では、目の前に十分な食事が
用意されているにもかかわらず
皆ガリガリに痩せこけて
イライラしていました。
実は地獄にも天国にも
共通の食事ルールがあり
それは1メートルもある長い箸を
使って食べなければならない。
地獄の罪人たちは長い箸で一生懸命
自分の口に食事を運ぼうとしますが
ポロポロこぼれてしまい
うまく食べることがでなかったのです。
そこら中で暴言や怒号が飛び交い
地獄は大騒ぎになっていました。
次に男は天国の食事の席を訪れると
同じ1メートルの長い箸を
使っていたのですが
皆笑顔に溢れ楽しそうに
食事をしていました。
男がなぜだろうと思いながら見ていると
天国の人たちはその長い箸を使って
向かい側に座っている人の口に
「どうぞ」と食べ物を
運んであげていました。
「あなたからどうぞ」と
お互いを思いやれる人たちが
集まる天国は
おいしいものをたくさん食べ
飢えも争いもない幸せな世界でした。
 
という話しでした。
 
同じ食事、
同じルールだったにもかかわらず、
そこから生まれる世界は
不幸と幸福という真逆の世界になりました。
 
『人生は喜ばせ合い合戦』
 
世の中の成功者は例外なく
多くの人を幸せにしている方。
長い箸を使って、向こう側にいる人の口に
「どうぞ」と食べ物を運んであげている人。
多くの「ありがとう」をもらっている人。
 
『win=win』という言葉がありますが
最初の『win』は自分から相手に
運んであげるものでしょうね。
 
 
お互いを思いやって、
自分の周りに天国のような世界を
作り出したいです。
 
この話し、友達の山田満夫さんが
「ココロマンス」という
看板のない今にも壊れそうな美栄橋の
一軒家でお店で長い箸が
出されていたました。
その時に、この寓話を聞きました。
 
その通り、このお店も来られるお客さまを
喜ばせました。
2年前、惜しまれながら建物老朽化のため
お店を閉めましたが、
この寓話とおりにしたから、
お客さまもお店スタッフもよろこぶ
お店ができたのでしょうね。
 
 
今日もお付き合いいただきありがとうございます。
今日沖縄は慰霊の日。
一昨日の池上彰先生の慰霊の日特集で
約40年前に慰霊の日廃止論があったとのこと。
県民が必死に抵抗してこの慰霊の日を
継続することができた。
慰霊の日は休みというのが
当然だと学生時代は思っていました。
慰霊の日が普通の日になっていたら
僕ら沖縄県人を含め
世の中の人の慰霊の日への意識は
薄くなって、忘れ去られていたかもしれない。
僕のアシスタントさんは
県外出身の方もいるのですが
沖縄に来るまで慰霊の日の存在を
全く知らなかったとのこと。
二度と戦争を起こさないためには
『忘れないこと』が第一なのではないかと
思っています。
今朝の沖縄タイムス「大弦小弦」で
儀間記者も記しています。
「戦争の記憶を絶やさぬことが、
 平和への道だ」と。
今日は去る対戦で犠牲になった方への
祈りの日にしたいと思います。
皆さんの犠牲のもとに
今の平和な沖縄があります。
平和な日本があります。
本当にありがとうございます。
忘れません。
安らかにお眠りください。合掌。
 
【沖縄の営業マン宮城の日々感じていることブログ】
(ブログ連続投稿338日目)2023.6.23
 
(※あくまでも宮城の個人的な感想、意見です。あしからずm(__)m)

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