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スペシャルオリンピックス

先週の土日、広島県で開催された
「スペシャルオリンピックス夏季広島大会」
にボランティアとして参加させて
いただきました。
 
「スペシャルオリンピックス」とは
知的障害のある人たちに
継続的なスポーツトレーニングと
その発表の場である協議会提供を使命とし、
活動を通して自立と社会参加を促進し、
生活の質を豊かにすることを目的とする活動です。
 
スペシャルオリンピックス日本の理事長は
オリンピック女子マラソンで
2回連続メダルの有森裕子さんです。
 
このスペシャルオリンピックにボランティアとして
2度目の参加をさせていただきました。
 
僕は、DALという役割で、
選手団に同行し、
アスリートが競技に専念できるよう
サポートする係りです。
 
テニス競技の熊本県チーム選手4名コーチ2名の
サポートをさせていただきました。
 
選手(アスリート)は23歳~44歳までの
年齢のちがう男女2名ずつ。
 
知的障害のある選手たちですが、
みんな素直な性格で、
感情をストレートに表現されます。
 
競技でも、勝てばすごく喜ぶし、
負ければすごくかなしむ。
 
何の遠慮もせず、
気持ちをストレートに表現する姿を見ました。
素直な心で競技に専念し、
アスリートの喜んでいる姿から
こっちがエネルギーをもらえました。
 
今回のナショナル大会に来るまで
相当な練習をしてきたそうです。
コロナ禍で活動を制約もされたそうです。
 
でもこの大会に来れたことを心から喜んでいました。

スペシャルオリンピックス、テニス会場


 
僕が一番仲良くなったのが、
熊本チームのIさん、31歳男性。
 
カテゴリーでは4名の選手がいたのですが、
その中で1番になり、とても喜んでいました。
 
優勝を決めてベンチに戻ってきた時に、
よろこんで僕にハグをしてくれます。
 
コロナのことがあるので、
「握手とハグと指笛は禁止!」
とまるで僕に向けて発しているのかと思うくらいの
命令が本部から出ていたのですが、
Iさんのよろこびのハグを全力で受け止めました(笑)
 
「お母さんにラインしたらよろこんどった。」
「このメダル、明日会社の人にみせるけん。」
という熊本弁でお話してくれる
Iさんが大好きになりました。
 
選手をサポートしたコーチも
涙目になっていましたが、
会場まで応援にきていた両親もいらっしゃいました。
涙をためながら我が子の試合を撮っている姿をみて、
自分も親の気持ちになり泣きそうになりました。
 
この2日間、アスリートに力を与えるため
全力でサポートしようと思っていましたが、
僕の方がアスリートから
感動とエネルギーをいただいていました。
 
サポートさせていただいた熊本チーム以外にも
仲良くなれましたが、
みんな素直な性格。
ある女子選手は、
「イケメンに名刺渡してくる」
と会場にいるボランティアのイケメンだけに
準備していた名刺を渡し、
そして名刺をいっぱいもらっていました。
よろこんで名刺を一つ一つ見せてくれる彼女に
「僕の名刺ももらう?」
と聞いたら
「それはいらん!」
と切り捨てられました(泣)
 
素直は最強でございます。
ここでもプチフラれがありましたが、
楽しくボランティアさせていただきました。
 
以上、ボランティア報告でした。

ボランティア全員でお見送り


 
今日もお付き合いいただきありがとうございます。
今日も頑張っていきましょう♪
火曜日だけど、金陽でした(^^

 
【沖縄の営業マン宮城の日々感じていることブログ】
(ブログ111日目)2022.11.8

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