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僕、いくつかの勉強グループに入らせてもらっていますが、その中でもいつも深い学びをさせてもらっているのが『スモールサンゼミ』。
その沖縄ゼミをたちあげて11期目になりますが、僕も最初からのゼミ生です。
大学に行ったことないので「ゼミ」とか名がつくとそれだけでテンション上がります(笑)
それは置いといて…
 
そのゼミに入っていると、毎月『スモールサンニュース』というメールマガジンを送ってもらえます。
1月号にあったのが、
この会を主宰する山口先生と、愛知県でトラックのカスタマイズをする会社代表近藤さんの対談。
 
そこで企業の理念のことで、成功者に共通する点を見ることができました。
 
近藤さんは、アートフレンドというトラックをカスタマイズする事業からスタートしました。
当初このスモールサンに入会したときは「年商1億円の壁」をどう乗り越えるかというのが課題だったとのことですが、今ではグループの」総売り上げ52億円、社員170人と大きく成長。
それだけでは普通の話になりがちなのですが、このグループ、トラックのカスタマイズでスタートしたにも関わらず、今はトラックのカスタマイズのほかに、トラックの販売、人材斡旋事業、福祉車両販売、福祉施設運営、訪問看護事業、看護師派遣サービス事業、WEB事業と多岐にわたる。
 
社長の思い付きとノリで、チャンスのあった企業を買収したのかな…と当初思っていました(近藤代表すみませんm(__)m)。
そうではありませんでした。
そこにはやはり『理念』がありました。
 
最初のスタートはトラックのカスタマイズ。
いわゆるデコトラというやつ。
そこから始まったのですが、お客さまはトラックの運転手個人だけではなく、運送会社も。
その運送会社から、「人が足りない」と人材募集の相談。
その会社に「100名集める」と約束してそれを実現。
その為には「ドライバーが乗りたいと思うトラックを作りましょう」とメーカー基準のトラックをカスタマイズしてかっこいいトラックにして、その会社に販売。「このトラックに乗ってドライバーしませんか?」と募集をかける。そのためにWEB発信にも力をいれる。
そして、ドライバー100名採用を実現。
その時のノウハウをもってWEB事業立ち上げ。
トラックを販売するというところから派生して、車に関する困りごとを探っていたら「福祉車両」にいきつく。
福祉車両も現行の車をカスタマイズすることが必要になる。
そのノウハウはトラックのカスタマイズ事業という本業ですでにもっている。
それで福祉車両事業にも進出。
福祉車両に携わるうちに、「福祉」というのは社会的に大きなテーマであることに気づく。
で、「福祉」の中心は「車」ではなく「人」なんだとさらに気づく。
そして、トラックドライバーを集めた&WEB発信のノウハウと会社がグループ内になるという強みをつかって、福祉事業に関する人材あっせん事業に進出、さらに福祉施設運営にも進出・・・
 
かなり端折ってますが、対談を読んでいる限りそんな感じです。
 
そこで反省しました。
「社長の思い付きとノリで、チャンスのあった企業を買収したのかな…」ということがなんと浅はかな考えだったのかを。
 
社長の思い付きとノリだけで、こんなに事業が進むことはない。
社長の思い付きとノリだけで、社員がついてくることはない。
社長の思い付きとノリだけで、お客さまが共感してくれることはない。
 
ここにも経営者の理念が土台にありました。
 
「理念」「家族」「仲間」の事を心から大切にする「人財」が育つ企業でありたいと思っています。
 
という近藤さんの言葉からその姿勢がうかがえました。
 
ミシュランというタイヤメーカーが「ミシュランガイド」を出したこと
ギネスというビールメーカーが「ギネスブック」を出したこと
と、共通することがあると知りました。
 
やっぱり商売する上では、何が土台にあるのか大事。
この『理念』の数珠繋ぎで商売って繋がっていくのですね。
 
今日もお付き合いいただきありがとうございます。
今日もがんばっていきましょう♪
火曜日だけど、金陽でした(^^
 
【沖縄の営業マン宮城の日々感じていることブログ】
(ブログ連続投稿545日目)2024.1.16
 
沖縄の生命保険セールスマン
 
(※あくまでも宮城の個人的な感想、意見です。あしからずm(__)m)

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