昨日、考えました。
なぜ各地に祭りがあるのかを。
なぜ祭りが必要なのかを・・・
昨日、僕の本籍地である国頭村字半地で
『半地夏祭り』が行われました。
僕、父は国頭村字半地、
母は国頭村字辺土名の出身。
だから僕は半地と辺士名のハーフです(笑)
国頭村には親戚も多いし、小さいころから
夏休みの半分は山原のおばあちゃん家で
遊んでいたので友達もけっこういます。
お客さまも多いです。
昨日もすごく盛り上がりました。
なかなかの集客力です。
国頭村の人みんな来てるんじゃないかなぁ
と思うくらい(ちょっと大げさ)。
地域の人たちだけではなく、
この地にゆかりのある人もこの日に合わせて
里帰りして来てくれたりします。
僕も毎年お手伝いをさせてもらっています。
数年前まではずっと、地元の先輩と一緒に
司会(MC)もやっていました(笑)
今回はやきとりを詰める係でした。
字の中でも一番の大イベント『半地夏祭り』、
実は僕のせいで時期をずらしたことがあるのです。
なぜか…
僕は2003年7月26日に入籍&披露宴
をあげました。
その2003年の半地まつりの日は、
その7月26日だったのです(泣)
半地の友達や先輩後輩も多く招待していました。
確認してなかった…、だめだ、山原からの
出席はみんなで来れない…申し訳ない。
と謝りました。
そのときの半地青年会長の嘉味田さんは、
「2~3日、時間ちょうだい、どうにかするから。」
といろいろ調整してくれて、なんと、
「半地まつり」を1週間先に変更してくれました。
これって、簡単なことではないのです。
国頭では、各字で祭りがあるのですが、
字単体で祭りに必要な器具など購入できないので、
各字お金を出し合って、必要な器具を購入し、
村で管理してもらっているそうです。
なので、だいぶ前から、
半地はこの日、浜はこの日、鏡地はこの日…
と順番を決めていくそうです。
そのためにいろんなことを調整し、
本番を迎える。
行政も絡むことで
簡単なことではないのですが、
「大丈夫、翌週にしたから全員行けるよ!」
と軽い返事の嘉味田会長。
そういうことを見返りを求めず
やってくれる山原の人の
気持ちがとても好きです。
この恩を宮城は忘れません。
毎年『半地夏祭り』を楽しみにしていますが
この恩返しの気持ちも大きくあります。
この『半地夏祭り』は
国頭村の各字で行われる夏祭りで
一番最初の開催。
子ども達にとっては夏休みに入ってすぐの
祭りで、「ここから夏休みを楽しむぞ」と
いう気合みたいなものも感じられます(笑)
ここで各地にある『祭り』について調べてみました。
【お祭りとは】
日本のお祭りの本来の目的は
「神様に感謝する」こと。
「祭り(まつり)」という言葉の語源も
「祀る(まつる)」です。
神を慰め、祈願すること。
日本人のお祭りに対する思いを理解する上で
重要なのが、
「ハレ」と「ケ」の概念。
「ハレ」とは「非日常」、
「ケ」は「日常」。
祭りは 「ハレ」であり、
華やかに執り行うことで「ケ」をリセットする
意味があります。
日本人は、この「ハレ」の機会を楽しみにし、
「ケ」に日常を生きる活力の源としているのです。
(全日空さんのホームページより引用)
われわれはこの「ハレ」である「祭り」を楽しみに
「ケ」の日々の苦労を乗り越えている。
少々の苦労「ケ」は、
年に一度の祭りという「ハレ」でリセットされる。
祭りを味わって、また一年一生懸命生きていける。
やっぱり1年に一度こういう祭りがあるのは
意味があるものです。
でも思うのです。
たのしい祭りも始まれば終わるもの。
この楽しい祭りもあたりまえでえすが
終わってしまいました。
また来年を楽しみにしている自分がいます。
祭りっていいな…と考えながら
1カップ7本の焼き鳥を、
「たれ」と「しお」の味付けをしながら
詰めていた宮城はそういうことを
考えていました。
今日もお付き合いいただきありがとうございます。
よい日曜日をお過ごしください♪
日曜日だけど、金陽でした(^^
【沖縄の営業マン宮城の日々感じていることブログ】
(ブログ連続投稿368日目)2023.7.23
(あくまでも宮城の勝手な考えです、あしからず♪)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?