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以前受けたリモート勉強会で
「フリードリヒ2世の実験」という
お話を聞きました。
去年も投稿させてもらった内容ですが、
今感じることを投稿させていただきます。
 
「フリードリヒ2世の実験」とは…
今からおよそ800年前のローマ皇帝の、「フリードリッヒ 2世」が行った実験。
ある時、フリードリッヒ 2世はこんな疑問を持ちました。
 「言葉を一切教わらなかった赤ちゃんは、どんな言葉を話すようになるのか?」
 世界でもっともすぐれた言語「フビライ語」を話すのではないか。
そういう仮説を立てて実験をスタート。
 
フリードリヒ2世はこの実験のため、
部下に50人の生まれたばかりの赤ちゃんを
集めさせ、部屋に隔離しました。
そして乳母たちには、
下記の条件で実験を行うように指示しました。
・赤ちゃんの目を見てはいけない
・赤ちゃんに笑いかけてはいけない
・赤ちゃんに話しかけてはいけない
・赤ちゃんにミルクを与える
・赤ちゃんをお風呂に入れる
・赤ちゃんの排泄の処理をする
 
つまり衣食住、生きるための世話はきちんとするけれど、スキンシップは一切取ってはいけないというものでした。
  
結果は、1歳までに全員が死亡。
(ここらへんは諸説あるらしいのですが、いずれも3歳までにほとんど死亡とのこと)
 
今では考えられない昔の残酷な実験ですが
この実験からわかる事は、「言葉とスキンシップが命を育む」という事でした。
 
コミュニケーションの大事さがどれだけ大事かということがわかります。
 
これは何も赤ちゃんだから…
ではなくて大人にもあてはまるのではないでしょうか?
 
我々大人はこれまでの人生経験で、
どれだけ強がろうが人間は一人では
生きていけな事を知っています。
この社会(コミュニティー)の中で生きていく自分。
時には孤独を体験しながら、家族を求めたり、友人を求めたり。
 
生きていく中では、
大変なこともありますが、
よろこびも多くある。
そのよろこびをだれかと分かちあう。
それがあるから人生はおもしろい。
お酒もおいしい。
 
「老いてゆくからだは
 愛も知らずに満足かい?
 喜びを誰かと
 分かち合うのが人生さ」
サザンオールスターズ「栄光の男」の一節です。
 
やはり生きているということは
コミュニケーションをとるということ。
よろこびを分かち合える家族、友人、仲間がいるということ。
 
どんなに恵まれていようが、
人は一人では生きていけないということを
 「フリードリヒ2世の実験」から
教えられました。
 
 
今日もお付き合いいただきありがとうございます。
今日から4月。
新しい年度、頑張っていきましょう♪
月曜日だけど、金陽でした(^^
 
【沖縄の営業マン宮城の日々感じていることブログ】
(ブログ連続投稿621日目)2024.4.1
 
沖縄の生命保険セールスマン
 
(※あくまでも宮城の個人的な感想、意見です。あしからずm(__)m)

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