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金陽という名前をつけたのは…

昨日の「すみません、方向転換です!」の投稿に
多くの反響をいただきました。
メッセージやライン、電話をいただきました。
すごく励みになるのと、
これからブログする上でとても役に立つ情報いっぱいでした。
本当にありがとうございます。
宮城は幸せ者です。
遠足に弁当を忘れた小学生が、クラスメイトから少しづつ
おすそ分けもらったら一番豪華な弁当になった…
そんな感じです(なんか違うかな…)
長崎の同期からは
「大丈夫か?死んでないか?」
と電話もらいましたが、生きております(笑)
とにかく、宮城は幸せでございます。
ありがとうございます!

今日は僕の名前のことについて投稿します。
僕の名前は「金陽(きんよう)」。
珍しい名前です。

なぜ「金」がついているかということは簡単に説明すると…
おじいちゃんが「金五郎(きんごろう)」、
父が「金幸(きんこう)」です。
おじいちゃんは五男ですが、父が10名きょうだいの
長男で「金」がついています。
ちなみに父の弟(僕からするとおじさん)は
「哲(てつ)」とか「孝雄(たかお)」とか普通の名前です。
もう一つおまけに行くと、
僕の姉の名前は「裕子(ゆうこ)」です。
(よく「金子か?」と言われるので)
 
この「宮城金陽」という名前、まだ同姓同名はおろか、
同名の方とも会ったことはありません
(「宮城」はここ沖縄では4番目に多い苗字らしいのですが)。

ネットでエゴサーチ検索すると、
僕のフェイスブックとかTwitterとかが上がってきます。
同じ名前の人がいないのがわかります。
「金陽」だけでいくと「金陽製薬株式会社」さんという医薬品の会社や
大阪の「株式会社 金陽」さんという、水産加工会社がヒットします。
僕が社長じゃないかと思える名前の会社さんですね♪
(「株式会社金陽」の社長さん・社員さん勝手にすみません。)。

一度営業に行きたいなと思いますが、遠いし、何しに来た?
と言われそうなのでやめときます(笑)
でもいつか行きたい。
金陽が金陽に営業にきたッて社長さんと会話できるといいな。
どうでもいい夢でした。

さて、この「金陽」という名前。
大人になった今は本当に感謝しかありません。
自分の名前ながらいい名前だと思っています。
でも、小さい頃はこの変わった名前がきらいでした。
小学校の頃、まじめに母親に「名前変えてほしい」と何度もお願いました。
母はそのたびに
「おじいちゃんがつけてくれたいい名前なんだよ、
 自信を持っていいんだよ」
と言ってくれました。

その時によく話してくれていたのが、沖縄の生んだスーパースター、
カンムリワシこと具志堅用高さん。
「用高ってあんたよりもっと変わった名前なのに(用高さんに失礼!)、
 ボクシングという厳しい世界で世界チャンピオンになって、
 だれもやったことのない防衛の世界記録を残したんだよ。
 変わった名前の人はすごいんだよ。」
と、それで納得させられていました。

この名前を付けたのは、母からの言葉でずっと
おじいちゃん(金五郎)だと思っていました。
本当の名付け親を知ったのは、母が亡くなった時。
葬儀終わって後、家族だけで話をしていた時に
「あんたの名前つける時とっても苦労したって言っていたよ。
 お母さんも「金」つけるのを反対したみたい。
 でも長男だからつけないといけないとなって、
 その中で相当考えて「金陽」にしたんだって。
 これ以上ない名前ってよく言っていたよ。」
と姉が話してくれました。
(金陽)「ウソっ。おじいちゃんがこの名前つけたって言ってたよ。」
(姉)「本当はお母さんがつけたんだよ。」

そうだったんだ・・・。

母も反対していたんだ。
でも、その中で、僕のこれから先の人生を想って、
いろんな角度から考えて、考えて、考えて…
この名前にしたんだな
ということがわかりました。

母が亡くなった時、
名前を付けられて30年近くたっていましたが、
その事実をはじめて知りました。

今となっては、母にこの感謝を直接伝えることはできません。
でも、天国でこの気持ちは受けとめてくれているんじゃないかな…
と勝手に思っています。
これからの人生、いろんなことがあると思いますが、
母への感謝の気持ちをしっかりもって、
母からもらったこの名前で、
これからも生きていきます!

今日もお付き合いいただきありがとうございます。
今日も頑張っていきましょう♪
木曜日だけど、金陽でした。
(ブログ8日目)


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