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プリモエイチプラス(Primo H+)で完治した脂漏性角化症の一例

40歳を超えてくると、加齢や日光の影響によってできる日光性色素斑(いわゆるシミ)、その一部が増殖してくる脂漏性角化症(老人性疣贅)が顔のあちこちに見られます。皮膚科では非常に受診頻度が高い疾患です。
今回プリモエイチプラス(Primo H+)原液を直接患部に塗布することで治癒した一例を報告します。

左頬部(もみあげのところ)にできた脂漏性角化症。一度は脱落したが、また再発してきました。

Primo H+塗布前

Primo H+原液を1日3回、直接患部に塗りました。

Primo H+塗布後1か月

そのあとも塗り続け完全に消失、再発もありません。

Primo H+塗布数か月後

脂漏性角化症は、紫外線の影響や皮膚の老化(肌の新陳代謝の減少)によって起こる良性の皮膚腫瘍です。発生機序は、紫外線によって発生する一重項酸素(悪玉活性酸素)による脂質過酸化反応によって表皮基底細胞が傷害され、皮膚細胞の異常増殖とメラニン産生亢進が主体と考えられています。
治療としては、手術、凍結療法、レーザー治療、電気外科的治療などがあります。さらに、「皮膚と活性酸素」という論文より、表皮に適切な酸化防止剤や食品摂取によっても防御できるとあります。
今回、プリモエイチプラス(Primo H+)は強力な活性酸素失活剤であるため、一重項酸素による脂質過酸化反応を失活させ表皮基底細胞障害を改善させることができた為、治癒に至ったと考えます。
スキンケアにとって一助となれば幸いです。

参考論文:河野善行、宮地良樹:皮膚と活性酸素ー酸化ストレスからの防御ー:JAPANESE JOURNAL OF INFLAMMATION

抗酸化作用を有する高濃度水素イオン水:
プリモエイチプラス(Primo H+)

プリモエイチプラス(primoH+)

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