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【2024年1月読書記録 その1】頑張る主人公って応援したくなる。

こんみゃーび!自分探しの旅の途中、物語大好きぶいちゅーばーの「つじ みやび」と申します。

本日も読書記録をお届けです。今回は今年1月に配信で言及した作品に関して、2回に分けてお話していこうと思います~!

配信時に使用した資料を添付して、思い出や簡単な感想を載せておきます。該当配信のリンクもつけておきますので、お時間ありましたら是非。

目次をつけておきますので、気になる作品だけを見に行くなり、とりあえず全部見るなり、お好きな方法でどうぞ!

拙い文章ですが、お付き合いいただけますと幸いです。
今回はこちらの配信でお話した作品4作品です。



1 : 魔術師クノンは見えている

【あらすじ】

目の見えない少年クノンの目標は、水魔術で新たな目を作ること。魔術の才を開花させたクノンはその史上初の挑戦の中で、魔力で周囲の色を感知したり、水で猫を再現したりと、王宮魔術師をも唸らすほど急成長し……?

https://kadokawabooks.jp/product/majutsushikunon/322110000487.html

1月からはオススメしたい作品を1作品につき1枚の画像を作成し、その画像を表示しながら話していました。

今動画見返すと、まだまだ慣れておらずぎこちないですね……恥ずかしいな。

そんな新規紹介方法キャンペーン第一弾で読んだのは『魔術師クノンは見えている』。ほんとうに愚直に努力を積み重ねる主人公大好きなので、これも見事にはまりましたね。
必死に研究し続けてるシーンなんて、心の中で応援団がめっちゃ応援してました。私も応援してた。

序盤は幸薄そうな少年だったのに、周囲の人(主にクノン付きのメイド)の影響でチャラ男になるのも面白かった。なまじ高い身分といい顔なので余計に面白くなっちゃうのよ……なんだこの現象。


2 : 双子探偵ムツキの先廻り

【あらすじ】

探偵なんて、もういらない。

 探偵あるところに事件あり。一世を風靡した名探偵・睦月紫月。その華麗なる探偵一族『睦月家』は、ある時から殺人事件を呼び寄せる“死神”と忌み嫌われ――そして表社会から消えた。
 それから数十年。睦月を名乗る双子、青士と赤音は今日も死体の前に立ち尽くす。
「すでに証拠は撮ってある。こんなこともあろうかとな」
「んじゃ、いつものようにサクッと解決しちゃおっか。この名探偵赤音ちゃんが!」
 超天才&超心配性の兄・青士と、能天気な妹・赤音。二人は行く先々で事件が起きてしまうご先祖様の《体質》を受け継いでいたのだ!
 殺人事件? ご安心を。それならば事前に準備をしよう。カメラ、盗聴器なんでもござれ。反論する奴には証拠を突きつけろ。それは掟破りの《先廻り探偵》の誕生で――!?

https://dengekibunko.jp/product/322303000994.html

こちらは双子の探偵のお話。まさかの先廻りして事件解決のための証拠を集め、華麗に犯人にそれを突き付ける。そんな探偵見たことないよ……。

よく探偵モノで言われる「探偵あるところに事件あり」という言葉をうま~~く解釈したお話の構成で、双子の凸凹だけどきちんとお互いを補っている感じがめっちゃいい感じです。

兄妹モノに弱い人は、きっとラストでうおあ……まじで?という呻きを挙げることになると思います。


3 : 悪役令嬢の矜持1〜私の破滅を対価に、最愛の人に祝福を。〜

【あらすじ】

私は今から破滅するようです——私の策略通りに。

後妻として迎えられた母とともに伯爵家の一員となった元平民のウェルミィ・エルネスト。
そんな彼女は家でも貴族学校でも同い年の義姉を虐げ、後継者の地位も婚約者も奪い取り、最後には冷酷と噂される魔導卿に義姉を売り飛ばす。
地味で冴えない義姉に抗う術はない。
すべてはウェルミィの思うがままに。

それからしばらくして、魔導卿から夜会の招待状が届く。
自身の婚約者として義姉を紹介するのだろう。
父母とともに夜会に参加するウェルミィだったが、赴いた先では華やかな宴……ではなく、『義姉を虐げた』として伯爵家への断罪が始まった。

すべてはウェルミィの策略通りに——

これは自分が憎まれても義姉を幸せにしようと企んだ、一人の悪役令嬢の物語。

https://magazine.jp.square-enix.com/sqexnovel/novel/2023.html#m03-02

圧倒的に女王の風格を見せている表紙の少女、ウェルミィが主人公。さて、彼女の仕組んだ策略とは?

少しづつ真相に近づいて行く{表}の章、すべてが終わったあとのウェルミィを待ち受ける{裏}の章。

とまぁ仰々しく話してみましたが、はちゃめちゃハッピーなお話です。いかに姉が大事で、そのためにひたすらに努力し続けてきた妹ウェルミィの姿があまりに、あまりにもう……。そして後半の甘々感といったらもう!!!


4 : 魔女の怪画集

【あらすじ】

孤児院の少女・アイシャには、自身の血を混ぜて描いた絵に奇跡が起こる不思議な力が宿っていた。しかし、善意で描かれた絵は人間の欲望にまみれ、やがて人を害し「魔女の怪画」と呼ばれるように。アイシャは自ら描いた一番の友人・ロキに、全ての絵を燃やすよう最期の願いを託す。約束を背負った少年・ロキのはるかなる旅が始まる…!!

https://www.s-manga.net/items/contents.html?isbn=978-4-08-881344-8

こちらはマンガ!
善意で書いた絵が悪意になることに耐えられたかった友人から、願いを託された青年、ロキの長い旅のお話です。

またこのロキの正体も……そしてそれが故のやるせなさ、もどかしさ、無力感がもう……言葉にできないです私……。始めて読んだとき涙が浮かびました。

しかもこの晴智さん、よく漫画家さんのアシスタントさんとしてお名前を見かけるのですが、この感情に訴えてくる表情の描写が素晴らしいのです。

もうそんなんだめじゃん!!!と毎話叫んでました。
ちなみにLINEスタンプも存在しますので、是非買って使ってみてください。アイシャちゃんま~~~~~~~~~じでかわいい。


まとめ

振り返ると結構この回は努力している主人公が多かったような感じがしますね~。
個人的にそういう主人公が好き、というのもあるのですが何か感じるものがあったんだろうな……。

どれか一つでも皆様の癖に刺さる作品が見つかると嬉しいです。

では、今回はこの辺で失礼いたしますね。

おつみゃーび!



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