待っているだけでは決まりません。
おはようございます。
3年生の就活に向けて少しずつ動き出しているのではないでしょうか?
カウンセリングをしていると、
夏ごろからインターンシップなどに参加して意欲的に活動してきた学生と
「まだ何もしていません、何をしたらいいですか?」と
これから動こうとしている学生の二極化が進んでいるように感じます。
中学校、高校、大学・・と、
これまでは、深く考えずになんとなく過ごしていても
なんとなく次の椅子が用意されていたことが多かったと思います。
選り好みしなければ
手に入れられる選択肢がそこそこあったと思います。
でも、就活は違います。
何もしないで待っていても、就職先が用意されることはありません。
自分で動き、考え、決断していかないと
本当に内定のないまま卒業を迎える可能性もあります。
アルバイトや派遣という選択肢もありますが、
新卒採用は、全くまっさらな状態で正社員として就職できる
唯一の機会ですから、
しっかり取り組んで、納得のいく会社に就職されることを強くお勧めします。
当然ながら、
正社員と派遣とでは、
会社における位置づけが異なります。
正社員は、期待値が高い分、
教育体制も福利厚生も充実していて
働きながら、お給料をもらいながら、
仕事の経験をつみ、成長していけることが多いです。
派遣から社員登用の試験を受けて正社員になることもできますが
派遣のままですと仕事内容にあまり変化がないため、
長く続けていてもなかなか多様なスキルが身に付きません。
時給もあまり変わらないことが多く昇給幅も正社員と比べると小さいです。
そうした社会のシステムを理解しないまま
だめならバイトで・・と安易に考えてしまうのは
長い人生を考えると、本当にもったいないです。
たとえやっていることは同じでも
正社員は経験を積みながら責任のある仕事を任されていきます。
定時で帰れる、責任がない・・そういう理由で
派遣を選ぶ人も多いと思いますが、
コロナ禍で切られているのは
そうした仕事をしていた派遣社員なのです。
平時は、戦力だ、良い働きっぷりだと褒めてもらえても
有事になると、最初に切られるのは派遣社員なのです。
それは、していた仕事に対する評価ではなく
初めから社内的にそういう位置づけなのです。
正社員でも退職勧告を告げられることがあり
安泰ではないという人もいます。
もちろんその通りです。
ただ正社員で切られる人数と、派遣切りで切られる人数は
圧倒的に派遣の方が多いのです。
そうした事実も知ったうえで、
今後どういう働き方をしていくのか?考えていけると良いと思います。
そしてもし、正社員で就職したいという気持ちになったら、
このサイトに書いてあることを参考に
しっかり取り組んでみてください。
なんとなくやって大手の内定を得ることはほとんどありません。
企業研究にしろ、店舗見学にしろ、商品の他社比較にしろ
手間暇かけてやったからこそ、採用者側が認められるレベルに達します。
面倒くさがって、いい加減に臨めば、
相応の結果しか得られません。
だからぜひ、この一年は、
面倒なこと、無駄なことにためらいなく
力を注いでほしいと思います。
場数を踏めば、何度も添削を受ければ、少しずつスキルは上がります。
ある程度感覚をつかんだうえで、
本命の選考を受けることを強くお勧めします。
頑張ってください。
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