「懐かしい」という感情を久しぶりに抱いた。

こんにちは。
突然なんですけど、特定の物を思い出したり、特定の情報が入ってきたりして、自分の過去がフラッシュバックして、急激に懐かしいとか、あの頃に戻りたいとかって思うことはありますか？

少し前に、SNSでカードキャプターさくらのコンテンツが出てきて、小さいころよく見てたなーって懐かしくなりました。アニメ自体の放送期間は2000年辺りまでで、私が見ていたのは2010年代でしたので、確かスカパーで見ていた気がします。（スカパーという単語すら懐かしいような）漫画も何度か古本屋に連れて行ってもらい買ってもらいました。

3つ下の妹がいるんですが、幼稚園や小学校から帰ってきた後に、録画しといたアニメを一緒に見ていたことを妹は覚えていないんだろうな、と思うと儚いです。
カードキャプターさくら自体は高校1年生ぐらいの時に、どっかのサブスクで見返していました笑

このカードキャプターさくらを久しぶりに思い出して、急に小さいころ見ていたアニメたちが次々とぶり返しました。話の内容をそこそこ覚えているアニメは小学生以降に見ていたものなので、幼稚園時代のお供のプリキュアは全然覚えていません笑　ちなみに私は小さい頃アイカツ(いちごちゃんたちだけが出ている初期のシリーズ)とかちいさなプリンセスソフィアとかを見ていました。本当に懐かしい。。

ちょうどうでもいいんですけど、海外ではアニメ＝日本のアニメなので、私にとってはおさるのジョージとかディズニー系もアニメなんですけど、海外ではアニメではないそうです。(cartoonsっていうのかな？)

あと懐かしいなって思わせられるのが、音楽です。
カナダに留学している時に、New JeansのDittoという曲がリリースされて、それをすごい気に行って、語学学校までの通学の時に何度も聞いていたのですが、今でもその曲を聞くと、バンクーバーで通学していた時間が蘇ります。バンクーバーの電車の内装とか、電車から見える景色とか、、。

K-pop自体はあまり聞かないのですが、Dittoだけは今でもたまに聞いてしまいます。そして猛烈にあの頃に戻りたくなります。。

私は以前から音楽アプリでプレイリストを作る時にタイトルを「年、月」という形にしています。例えば去年の6月に作ったプレイリストだったら「2023 june」です。自分の過去のプレイリストを後々聞き返すと、「その時はこんな曲聞いてたんだ」とか「このアーティストにハマってたな」と蘇ってくることが多いです。

実際の生活の部分まで蘇ってくるDittoは例外でしょうか笑　たぶんDittoを聞くと一番思い浮かぶのがバンクーバーの雪景色(バンクーバーは雪はあまり降らない)なので、たまたまDittoという曲と冬がマッチし過ぎているせいかもしれません。

最近の「懐かしい」という感情で忙しい私の頭の中なんですが、「懐かしい」という気持ちはただ綺麗なものではないこともあります。切なくなったり、胸が締め付けられたり、私の場合は「あの頃に戻りたい」と不可能なことを願ったり。懐かしいってまさにbittersweetな感情です。。

以前授業で分人というものを聞きました。分人とは「その時々の相手やコミュニティに合わせて変化するそれぞれの自分」でどの分人も本当の自分だそうです。例えば家族と接する自分は分人A、会社での自分は分人B、ということでしょうか。
その授業をした先生が、「人が亡くなった時に悲しくなるのは、その人と接していた分人A(自分の一部)も一緒に亡くなってしまうからだ」と言っていました。もちろんその人の存在が亡くなったことも悲しいけど、その人と接していた時間や自分まで亡くなるから、悲しいということですかね。これには「懐かしい」という感情に通ずるものを感じました。

以前私の好きなYoutuberが、最近はYoutubeの為に、と思わなくてもただ記録したくて自然とカメラを回すようになった、と言っていました。とてもいい言葉だったので紹介します。このシーンの直前に「懐かしい」という感情は幸せな気分よりずっと悲しいものだ、と語っています。

I hope I not only remember this time, these people, these memories, but also the person I was at this very moment. And I hope I don't get too sad because every piece of the person you once were still lives inside of you.

(この時間、周りの人、思い出だけでなく、私がその瞬間どんな人だったかも覚えていたい。そしてかつて自分自身だった自分はまだ私の中で生きているから、(懐かしいという感情に対して)あまり悲しまないでほしい。)

和訳スキルが低くこの文の魅力が伝わっているといいのですが、、
この言葉はすごく響いたもので、私のバレットジャーナルにも書き留めました。急激にまた何かを懐かしんで苦しくなったら、この言葉を思い出そうと思いました。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
See you soon：）