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脳外科に入って感じたこと3選

こんにちは✨

今回は脳外科に入って3か月の僕が日々の中で感じたことについて書いていこうと思います。

1.患者さんにとても感謝される。

頭の病気というのは、人生の中でも大きな出来事に入ってきます。中でも脳卒中(脳梗塞、脳出血、クモ膜下出血)はより大きなものだと思います。生きている中で、片方の腕が動かない、言葉がしゃべれなくなった、家族が急に倒れた、等。自分だけでなく周りの人にも大きな影響を与えます。そこで登場してくるのが脳神経外科で、病気に対して血圧を下げる、出血を止める、血流を流れるようにするというように対処していきます。

大体の場合、脳の病気は治るのに長い時間がかかる場合が多いです。にもかかわらずご家族は非常に感謝してくれます。動かなくなった腕が動くようになることも、突然意識がなくなった患者さんがだんだんと意識が戻ってきて家に帰れるようになるのは僕も非常にうれしく感じます。脳外科を続ける中でのやりがいというのはここにつながってくるのかなと思います。

2.手術の大切さ

僕の働いている病院では医学生が実習に回ってくることがあります。脳外科の手術は長いものが多く、短いものでも2時間、長いものだと8-9時間(もっと長いのもあるけれど)くらい立ちっぱなし、飲み食いなし。なんてものもあります。実習生は基本的に見ているだけなので、手術に入るのを毛嫌いする子が多いわけなんですが、僕はいつも実習生に「人生で生きている人の脳を見られるチャンスはここしかないから見ておいたほうがいいよ」と話します。世界は広いけど生きている人の脳を見ることができる職業は脳外科だけなんですよね。脳に直接触って人の命を救うということが一番仕事の中でやりがいを感じる瞬間です。

3.自分の時間の少なさ

とにかく忙しいです。僕の勤めている病院は脳外科の中でも比較的ホワイトな方ですが、夜勤業務が多いのもあり、それでもやっぱり忙しいと感じます。社会人の自由時間は1日3時間と聞いたことがあります。週5勤務土日なし、そんな仕事をしてみたかったという自分もどこかにいるのかな、と感じることもあります。

そんなこんなで今日の投稿は終わろうと思います、次の回ではもっと役に立つことを配信していきますね。

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