移動美容室でおシャレしよう
いくつになっても、おシャレはしたいですね。
でも、身だしなみを整えたいと思っても、高齢になると外出が難しく美容理容室に行けないこともあります。
美容理容室のほうから来てくれたらいいのにと思いませんか。
設備を整えたトラックで移動する美容理容室があります。
介護サービス事業所に来てくれる移動美容室をご紹介します。
介護保険で利用できる？ 料金は？
残念ながら、介護保険で美容理容室の利用はできません。
実費でのお支払いになります。
でも、治自体によっては助成金の出るところもあります。
お住いの市区町村の介護福祉課や地域包括支援センターに問い合わせてみてください。
一般的な料金（事業所によって違います）
カット 2,000～5,000円
毛染め 4,000～5,000円
パーマ 5,500～8,000円
使い方は介護サービスによって違う
デイサービスで利用できる？
デイサービスとは別の事業になるため、制約が出てきます。
介護サービスに含まれないサービスとあります。
ケアプランに落とし込まれていて、デイサービスとの区別がつくこと。本人の了承を得ていることなどをふまえて利用することになります。
介護老人福祉施設（特養）
入所施設では、美容理容室への外出が難しい方がほとんどです。
施設内に、洗髪設備など要件に合う設備がない場合は、移動美容室の利用になります。
グループホーム（地域密着型サービス）
地域密着型サービスは、地域住民との連携もたいせつにします。
近所に美容理容室があれば、そちらを利用することもあります。
その際は、介護職員と一緒に出掛けます。
出掛けるのが難しい状態の方は、移動美容室を利用します。
参考にご覧ください。
出典：厚生労働省：介護事業所で利用するには介/省 理容師法施行令第４条第１号及び美容師法施行令第４条第１号に基づく 出張理容・出張美容の対象についてhttps://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11130500-Shokuhinanzenbu/0000123997.pdf （2023/8/26）
出典：厚生労働省：在宅の高齢者に対する理容・美容サービスの積極的な活用について
https://www.mhlw.go.jp/web/t_doc?dataId=00tc2691&dataType=1&pageNo=1 （2023/8/26）
まとめ
身だしなみが整うと、気分も晴れやかになります。
キレイでいたい気持ちは、年齢も性別も関係ありません。
サービスを上手に使って、髪も心も整えていきたいものですね。
美容理容に関しては、美容師法も関係してきます。
美容師法では、美容所以外での美容の業をしてはならない。
ただし、特別の事情がある場合には、この限りではない。
とあります。
高齢や病気、介護などで、自分から美容室に行けない人は、本当に助かりますね。
美容理容師さんたちに感謝します。