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28、病みながらも、堕ちながらでも、幸福なのだ


冒頭の写真、優しく撫でてますからね。心配無用です。

さて、闇noteと題して、自分の心の中に蠢く、別に全世界に公開するようなことでもないことを晒して書いてきましたが、ちょくちょく「読んでます」と言ってもらえます。嬉しいんです、めっちゃ。しかも、読んで元気もらってますとか、そういうことまで伝えてくれるんですよ。わ〜い。

そんなに人に言いたくないような、心の中にある闇っぽいものを書いてきたんですけど、書けば書くほど、そんなに闇でもないなって発見がありました。逆に能天気なんじゃないか、そんな風に思ったり。闇っぽい部分があったり、人より落ち込みやすかったり、不安がたくさんあったり、そういう意味で、生きづらい人間だなぁと自分のことを観察しているんですけど、不幸じゃないんですよね。不幸になれない。昔はもっと、不幸になりたかった自分がいました。自分じゃない「何か」のせいにして、そしてそのあとは結局「自分」のせいにして、不幸ぶっていたかった。

なんのために?人生を楽しみたかったんじゃないかな。波乱万丈で、のし上がっていくぜ、みたいな。全然、もう、全然ぬるま湯で、愛されて、愛して、平和で、コロナになっても我が家は平和で、なんなら感謝すような出来事ばかり起こって、全然波乱万丈じゃない。不幸じゃない。どうしよう。つまんない?

正直、ただこうして、たくさんの人の役に立つわけでもなく、誰かの命を救うわけでもなく、心のままに闇noteを書いたり、仕事をしてみたり、漫画を読みまくったり、災害用品、除菌対策グッズを調べたり、猫と遊んだり、夫と遊んだり、母の日のお花を買ったり、そんな毎日が心地いい。

確実に、わたしの世界が変わりはじめている。コロナのおかげ、とかではなくて。ただ死なずに生きてきたことで、そんな変化を見つけられました。これからもどうせ、グズグズするんやろうけれど、まぁそれでもいっか、って思えるのは、BGMのジブリ曲のせいでしょうか。

去年、「世界を変える著者になる」と謳っていた出版ゼミに通ったんですけど、変えるべきは自分の世界でしたね。どこかわからない、大きな世界を夢見ていました。そんなものは、存在しなかったのかもな。と、またコロナに感謝せざるを得ないような発見をしてしまった。

さて、今日も平和に生きますか。



なにものでもない。