自立神経PART3(副交感神経)


今回は副交感神経についてです!

副交感神経の節前ニューロンは脳幹(中脳・橋・延髄)・仙髄です。
節前線維はこの脳神経と仙髄神経に含まれ抹消に至ります。
効果器の近くか内部にある副交感神経節でニューロンを交代して、短い節後線維になり器官を支配します。

✔︎動眼神経:眼筋の運動神経であるが少量の副交感神経が含まれる。
中脳の動眼神経副核(エディンガー・ウエストファール核)から起こり、毛様体神経節で交代し、節後線維は毛様体瞳孔括約筋を支配する。

✔︎顔面神経:副交感神経成分は
橋の上唾液核から起こり①翼口蓋神経節と②顎下神経節に入り、節後線維は①涙腺顎下腺、舌下腺にそれぞれ分布する。

✔︎舌咽神経:副交感神経成分は
延髄の下唾液核から起こり、耳神経節に至り耳下腺に分布する。

✔︎迷走神経:主な成分は副交感神経
延髄の疑核と迷走神経背側核から起こり、節前線維は胸部内臓心臓、肺、食道など、腹部内臓胃、小腸、結腸前半、肝、脾、膵、腎などに至り、この内臓の近くや内部でニューロンを交代する。
胃腸管壁内にはマイスナー粘膜下神経叢とアウエルバッハ筋層間神経叢があります。交感神経と副交感神経の二重支配を受けて、この神経叢は蝶動運動に関与する。

✔︎仙骨神経:含まれる副交感神経
S2〜S4仙髄の側角から出て骨盤内臓神経をつくります。節後線維は下行結腸、直腸、膀胱、生殖器に分布し排便、排尿、勃起を起こす。


上の太い文字になっている毛様体など内臓(ほとんどですね)器官が関連する症状は副交感神経の線維が含まれているので自律神経が障害されることが理解できそうです。また脊髄に入るときに脊髄神経と合流する為、前根、後根などの脊髄神経系と自律神経系を合わせて末梢神経系として全身の評価をすることで効果のある介入ができると思います!


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自分が見返す為にもまとめています。もっと良いもの知っている方、
たまたま読んでくれた方も教えて頂けたら嬉しいです🤗

SEE YA:)

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