見出し画像

親の幸せ

僕は法政大学経済学部に通っている大学生だ。このタイトルにあるように僕は今親の幸せについて考えなければいけない状況だ。なぜなら親が親の友人と電話をしているのを聞いて身の毛もよだつ思いをしたからだ。今親は僕の学歴を話題の中心として話を展開している。僕の学歴によって親のコミュニティーではマウントの取り合いが始まる。早稲田の子の親の前では息子は経済学部に絞って勉強したから、あんまり振るわなかったのよなどといっている。僕は内心とても気持ち悪い。そして親が醜く思ってしまう。そして僕は学歴について持ちたくもない偏見を持ってしまう。早稲田のやつより自分が無能で何をするにも気力がなくなってしまうのだ。これは自分の努力のしなさを親のせいにしているのかもしない。だが僕の人生というのを自分の所有物として、他の親と戦うのだ。くだらなすぎる勝負に僕は巻き込まれてしまうのだ。そしてまず大前提に僕が大学に行こうというのも親のためだった。これでは自分が幸せになれない、親のマウントを取らせるために自分は生きているのじゃない。しかしこの状況を打開するには僕には経済的自立が足りない。経済的に自立しない限りくだらない母のマウントに駆り出され続けるんだろう。母は自分で努力することもせず子供に努力させそれによって愉悦に浸ろうとするんだろう。経済的自立だ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?