3月は春彼岸

 お彼岸といえば何を思う浮かべるでしょうか?
お墓参り、牡丹餅、御萩、暑さ寒さも彼岸まで等、色々生活に係る言葉や習慣に結び付いています。

また、彼岸と聞いて此岸という言葉も対で使用されますね!
そもそも何なんでしょうか?

この日は、日中と日没の時間がちょうど同じになる日です。
つまり、太陽が真東から登り、真西に沈む日です。
太陽が沈む真西には、西方極楽浄土があり、道を逸れず修行の果報として彼岸に至ることができ、ご先祖様への供養が届くとインドでは考えられていました。
※諸説あり

また、日本では、日願(ひがん)というように呼ばれることもあったようです。この説では、春の彼岸を目安に苗植えの準備し、日照時間が延びることの恩恵をあずかり、秋彼岸では日の恩恵を受け収穫できた事への感謝をお伝えするという意味合いもあったようです。

これらが我々の生活に根付いて彼岸の習慣と定着したのでしょう。
この日は、日本人に複合的に目的が重なった特別な日なのでしょうね。

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