Miya's Flute Song Diary with Space
Miya’s Flute Song Diary
子供の頃にフルートの魅力に取り憑かれ、新しい可能性を追求して、来年でプロ活動20周年になります。これまでの活動の中で、演奏してきた曲、影響を受けた珠玉の旋律をEventideのSpaceのアリゴリズムが生み出す12の空間で演奏しました。
Eventide Space とは
オンラインで聴くための作品と空間
オンライン視聴の作品を作るようになってから、音を響かす”空間”そのものにもの興味が出てきました。情報空間では自由自在に空間を生み出せるからこそ、制作する方もやりがいとチャレンジがあります。
Miya’s Flute Song Diary では私がこれまでのリアルな空間での演奏で影響を受けた曲を、Spaceを使用して新たな視点で情報空間に送り出します。Soaceの12のアルゴリズムに合わせた12の作品。1日1つずつ Youtube チャンネル Miya’s Roomにて公開して参ります。どうぞお楽しみに。是非チャンネル登録もよろしくお願いします。
SPACEのアルゴリズム
Spaceは12のアルゴリズムと100種類のプリセットで思いつく限りの全ての空間を
表現します。今回は基本の12のアルゴリズムにフォーカスします。
Space Algorithm / スペースアルゴリズム
1.Hall
コンサートホールのような広い閉じた空間の反響
2.Room
ボーカルブースから小さなホールクラスまで再現
3.Plate
ロングリバーブでも原音を邪魔する事なく、自然な残響
4.Spring
ギターアンプで有名なスプリングリバーブサウンドのシュミレート
5.Dualverb
Delay/PreDelayが別にコントロール可能な2種類のハイクオリティリバーブ6.Reverse
ディレイとフィードバックで作る真のリバースリバーブ
7.ModEchoVerb
無限に伸びるリバーブと無限にフィードバックするディレイ
8.Black Hole
宇宙空間から異世界辺りで聞くことの出来る音
9.Mangleverb
美しいだけでなくカオスで暴力的な宇宙
10.TremoloVerb
非常に美しい惑星サイズのリバーブにアグレッシブなトレモロ
11.DynaVerb
ゲート・エキスパンダー・コンプレッサー・リミッターなど柔軟なダイナミックを持つリバーブ
12.Shimmer
天使の声をイメージした天にも昇る心地のリバーブ
フルートでSpaceを使う意味
他の動画でもお話していますが、(下に参考動画のリンクを貼りますので、よろしければご覧ください) フルートとリバーブはすごく重要な関係性があります。もちろん、フルートが生まれた時代は、リバーブエフェクターはなどありませんが、情報空間での音楽制作では、何らかのリバーブ装置はもはや必須アイテムです。ところが、世に出ているエフェクターは、ギター用などと表記されているものが多く、私達フルーティストにとってハードルが高かったりします。実際Spaceもサイトによってはギター用と表記されている所もあります。(メーカーに問い合わせて、フルートでも問題なく使える事は確認済みです) 私も最初につまづいた点は、こういったエフェクターを使用したフルートでの使用例のサンプルがないという事でした。今回の動画集、一時の空間旅行としてお楽しみいただくと同時に、これからリバーブを使いたいと思うフルーティストの参考になれば幸いです。
Miya's Flute Song Diary 曲紹介
1.Mood Indigo (Hall)…. Duke Ellington
2.Wind and Rain (Room)… Traditional Murder Ballad
3.Preacher (Plate) … Horace Silver
4.Joy Spring (Spring)… Clifford Brown
5.Siúil a Rúin (Dual Verb)… Irish Folk Song
6.Jerusalem (Reverse) … Irish Folk Song
7.美しい星 (ModEcho Verb)… Miya
8.Green Sleeves (Black Hall)…English Folk Song
9.La Fiesta(Mangle Verb)… Chick Corea
10.Three Views of A Secret … Jaco Pastorius
11.星に願いを (DynaVerb)…Leigh Harline
12.生命の無限の展開に向けた序曲(Shimmer)…Miya
Space＋フルート関連動画
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