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プロダクトロードマップの知識を深める3本│今週読んだ英語記事 Vol.4

この記事の目的

今回はプロダクトロードマップに関する英語記事を3本紹介します。

英語を扱う能力を維持・向上したいので、1日1記事、Mediumを中心とした英語記事を読む習慣を付けています。この記事では私が最近読んだ英語記事の中で、良かったものをピックアップして紹介しています。

戦略的なプロダクトロードマップを作る技術(4/28)

狭くてもいいから、深い課題を解決するプロダクトを作るのが重要

深い戦略を持ったプロダクトロードマップの全容:記事より

プロダクトを開発していると、組織によってはボタンの色変えABテストや様々な障害対応やキャンペーン対応がバックログのほとんどを占めてしまう場合もあるなぁと思います。
そういう内向きの視点だけだと独自性の高いプロダクトは育っていかないんですよね。きちんと顧客と向き合って、深い課題を見つけ出すのは本当に重要な作業だと思います。バックログの起点になる、「何を作るか」に応えるプロダクトロードマップをマネジメントするのは、PdMの貴重な使命だなと思いました。
記事中では具体的な作成手順も紹介されているので、翻訳して読んでみてください。

スタンフォードのプログラムから学んだこと(4/26)

プロダクトロードマップは企業戦略に基づくべき

プロダクトは企業の一部なわけなので、企業戦略に基づいてプロダクトの戦略を立てるのはある意味当然だと思います。
でも自分の経験だと、実現できているプロダクトが多くあるかというと、そうでもないと感じます。その企業の稼ぎ頭の事業や創業事業は企業戦略に沿っていることが多いですが、後発事業や新規事業では、企業戦略に合わせることの重要度が下がっている印象です。
自分の担当サービスは、企業戦略を実現するためのどういうピースなのかは把握しておきたいですね。

プロダクト戦略をよりアジャイルに運用する(5/1)

最初にこちらの記事をmediumで読みましたが、要するに「プロダクトロードマップは大仰すぎるので、もっとアジャイルなGISTを使おう」という話でした。なので改めて以下の「GISTとは」の記事を読みました。

数年間見直されない戦略を立てるくらいなら、GISTで年単位の管理をするのはアリだと思う

著者は「プロダクトロードマップではなくGISTを」と言っていましたが、多くの組織ではプロダクトロードマップの要素を定義しつつ、GISTを運用するのが正解なのではと感じました。
特に、プロダクトロードマップで検討すべき組織戦略とプロダクト戦略の関連性の理解や、プロダクトビジョンなんかは、プロダクトが存在する限り基本的に変わらないものとしてちゃんと定義しておくべきだと思います。
その上で、GISTの、年間スケジュールに合わせた運用は現場ですごく使い勝手が良さそうだと思いました。
1年の最初にGOALを検討し、Qごとに見直すサイクルを安定的に行うのって、意外と難しいんですよねー・・・特に、どうしても半期の終わりはバッタバタするし、始まりはPJの動き出しがもっさりしてしまうことがあるので。
なので「GISTでやります」と宣言してしまって、年間スケジュールを最初に引けたら、バランスの良い運用ができるのではと思いました。



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