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納豆ひとパックを食べるのに30分。憂鬱な食事の時間。

こんにちは、みやです。
今回は食べるのがとてつもなく遅かった時期のことについてお話しようと思います。

1食食べ終わるのにどれくらいの時間がかかりますか?
という質問をいただくことが多いのですが、
現在は、外食のランチでしっかり咀嚼をしても40分あれば完食できます。

(友だちとのランチは話しすぎてしまうので2時間くらいはかかりますが。笑)

飲み込む感覚、しっかりとお腹が空く感覚がこの1年はしっかりとあって、
食事の時間が楽しいです。

28年生きてきて、
食べ物が喉を通らない時期は何度かありましたが今回は大学生のときの話を。

大学生の夏、
その現象に陥りました。

食事を前にしても食べる気が起こらない。
食べる気力が湧いてこない。
さっさと片づけて、ベッドに寝転がりたい。

睡眠欲>食欲

常にこの状態でした。
きっと周りには理解されないあの感覚。
食堂での昼休み、
学食を前にしてまっさきに感じるのは
「時間内にすべて完食できるだろうか?」という焦り。
「おなかすいた~、早く食べたい。」
その感情は全くありませんでした。

そして焦れば焦るほどに、
臓器が緊張してますます食欲がなくなるあの感覚。

経験したことがある人は、
あまりいないのではないでしょうか。

”とりあえず何も考えず飲み込めばいいんだよ。”
と言われたこともありますが、
飲み込めないんですよ。
噛んで噛んで、どんなに飲み込みやすい状態にしても喉を通っていかない。
口の中にいつまでも残って、
余計に気持ち悪くなるあの感覚。

「いつまで食ってんだよ。」 カフェのオーナーに怒られたエピソード

半年ほどの期間ですが、
自営業のビストロカフェでバイトをしていたことがあります。
オーナーは70歳近い、気難しい感じの男性でした。

テキパキ動かないと注意されるので、
いつも気を張って仕事をしていました。

朝番担当は、お昼ご飯のまかないを出してもらえるのですが、
その日も相変わらず食欲がなく、
”少なめで大丈夫です”と伝えてみたものの、
「たくさん働いたんだから」と
オーナーの気遣いでしっかりと1食分のまかないを出していただきました。
「お腹空いてないから本当に少なめでお願いしたいんです。」とは言えなかった。

その日のまかないは具だくさんのパスタ。
相変わらず喉を通っていかない。
頑張って食べてるのに、何なら5分前より量増えてる?と思ったくらいでした。
周りは10分くらいでパパっと食べて、
「ご馳走さまでした~!おいしかったです」と空になったお皿を洗っていて、
気まずさ、焦りはどんどん強くなっていきました。

30分くらい経って、
あまりに進みの悪い私のお皿を見たオーナーはついにキレました。
(本当に怒っていたのか分からないけど、70近い男性のあの迫力はキレているようにしか思えませんでした。)

「いつまで食ってんだ、仕事ができないやつの象徴だぞ。」

はぁ、ついに言われた。
速攻その場から消えたくなりました。
やっぱり食べるのが遅いって悪いことなんだと、
かなり凹みました。

周りのメンバーからのフォローはありましたが、
このエピソードをきっかけに、
ますます”食べるのが遅いコンプレックス”が強くなりました。

もし今同じような状況の方がいたら伝えたいこと。


過去の私と同じような状況にいらっしゃる方は、
少数かもしれませんがもしいたら読んでほしい。
「食べれない。」「飲み込めない」感覚があるときは、
体が食べ物を受け付けていない状態なので、
”しっかり食べる”ことは一旦ストップしても良いと考えています。

”食べること”に専念するよりも、
吸収できる体をつくること
体が栄養を欲っしている状態をつくること
これを一番にやるべきです。

もちろん食欲ないのを理由に、
朝から晩まで何も食べないのはNG。
消化に良いお粥やバナナ、
咀嚼が不要なドリンクを飲むなど、
最低限の栄養を取り入れながら、
吸収できる体づくりを目指す方法がおすすめです。
てっとりばやく健康的な体に近づけます。

吸収できる体づくりについては以前こちらで紹介しているので、
気になる方は読んでみてほしいです。

少しでも誰かのお役に立てたら嬉しいです。

みや

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