![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/144334040/rectangle_large_type_2_7536d887edafdeec0e8fe11bef0f46ef.jpg?width=1200)
然し、それでも美しいものは美しい。
美しいものは不自由である故に美しいのかもしれない。
無という原初からなる創造は美しい。
「〜性」であるだけの純粋な自己同一性、
それであっても自身は、
果たしてどれだけのものに拘束されているのか。
ただ咲いている
あるがままの美しさ
自身が美しいとも思わず
美しいときにのみ、美しいと言われ
悶え(ているかのように)枯れはてていく姿
土に還れば忘れられる
その全てが美しい
然し、それでも美しいものは美しい。
きっと不自由である故に美しいのだ。
自分が自分である故に苦しみ悶え朽ちてゆく、
それでもまた上にのびて生きようとする、
その美しさである。
その苦しみは必要なのか要らないのか
もはや私にはわからない
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?