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コーヒー日記 -ジャマイカ産ブルーマウンテン自家焙煎記録と哲学-



 分析する相手方、要は法界内の他者が増えることにより、詳細を追求しなければならないコトモノが同時に多くなる、対他存在である。

きっとその志向は、奴隷であってはならない、またそれを支配してはならないという意図からなる、自他の否定。

法界内他者の追求が全て完了することにより、自他を否定する部分がなくなり、相殺され「空」となる。

 この否定だが、肯定でも構わないと最近気づいた。肯定でも否定でも同じことがいえる。つまり、サルトルとニーチェは同じことを言っているのだ。

それは差異の検出作業であり、否定だから自虐的、肯定だから自己慢心というコトではなく、問題とすべきは、自他のありのままを主観客観視することなく提示させるべきであるということに尽きる。


 さてその相手方、法界他者であるブルーマウンテンの存在だが、この者の奴隷からの解放を私自身は望んでいる次第で、、
、、その前にこの口調から離脱しなければ記事の内容的にもキツい。

この思考は前記事に続き、頭の中の人々の一人、左脳の概念主義の男性の思考となるため、面倒くさくてたまらない。故に、POPで陽気で毒舌な右脳にいる男性の思考に切り替えたい。


 何だっけ?

 そうそう、ブルマン焙煎したいウズウズ感をなくすために、自家焙煎したのですが、その記録を残そうと思います。

 一見、グァテマラ有機とブルーマウンテンの生豆は形も大きさも色も殆ど変わることないようにみえる、

コーヒーの品種は多くあるようですが、私にはそんな知識はまだ持ち合わせておらず、見かけ上なんら変わることない、この下の袋のジャマイカ産ブルーマウンテン生豆を焙煎していきます。

タニタ計量

《焙煎》

7/2(火)、曇り/雨 湿度80%
ジャマイカ産ブルーマウンテン100g

・フライパン小で最初から蓋をしたまま、3、4秒ごとに水平ストローク。
・4分くらいで変色始まる。
・5分で1ハゼ始まる。
・14分で2ハゼ始まる。
・15分で消火。
・余熱で煎り続け、17分でフライパンから出す。
・焙煎後82g、焙煎指数1.219

グァテマラ有機よりチャフが少ないビターな珈琲色


 グァテマラ有機の時より、チャフが少なく、よりビターな色、大きさも膨張率高めといったところ。

一粒の体積が大きくなることで、通常のスプーン計量だと味が薄くなる懸念があったので、焙煎後の豆をタニタ計量してから挽くことにした。

富士山ドリップの場合、ほとんど浸漬法(しんしほう)に近く、濃いコーヒーをあまり好まないため、このブルーマウンテンは、9g、中細挽きで試すことにした。


さてお味の方は、、
美味しかったですよ♪♪


ざ・珈琲!!と言った感じ。


 何かが突出することはないが、全てがバランス良くあり、そして甘さとまろやかさも添えられている。またカフェイン量も多く感じる。

5段階評価
・まろやか  4
・甘味    4
・酸味    4
・香味(ナッツ) 4
・香味(フルーツ) 2
・芳醇さ   3
・苦味    2
・珈琲感   5

前回の評価ベース参考

グァテマラ有機はそれはそれで美味しいですが、やっぱりブルーマウンテンが勝っています!
流石、珈琲の王、非-珈琲です。

 今回も前回もですが、この焼き方は、「シティーロースト」になると思うのです。

次回は、ミディアムローストを狙って、芳醇さ、フルーツ感が出れば良いと思います。

画像お借りしまーす


 1ハゼ以降、2ハゼ直前・直後から、豆の様相変化が目まぐるしく、狙いを定めないとならないことがわかりました。

また、手持ちの豆の性質的にも、深煎りより、浅煎りの方が美味しさが出るような気がします。
お裾分けでいただいた豆も、ミディアム〜ミディアムハイローストのようなお色でした。

次回、そこを目指すためには、2ハゼ直前の13〜15分の間が「刺し」となる気がします。

難しそう、、
でも楽しみです。

あ、調べていて見かけたのだけど、
ブルーマウンテンNO.1てなんだろう。。

。。嗚呼。。


 コーヒーに見られる、苦味のようなエグ味はやはり、煮物などの料理の際に見られる同様の灰汁(アク)だと思うのです。(カフェインや焙煎特有の苦味以外のもの)

抽出の際に泡沫のように浮かび上がる灰汁を取り除くことで、エグ味は抑えられる気がします。料理には(も)うるさい私です。

料理哲学↓(インスタアカウント)
料理とは「色即是空⇄空即是色」
哲学であり、仏教である。

ポンデリングを作ったときの蘊蓄投稿。


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