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最初の私と無数の媒体の私



自分の中の自分が自分勝手に動き回る

私にはすぐに記録となる記憶がある
睡眠以外は例え泥酔したとしても

記憶を失くしたことは一度もない

睡眠中も潜在の私は
動き回っているのだろうか

日中は捉えた獲物を持って還ってくる
苦しみも痛みも吐き気も

「そんなにいらないっす」

私は別にそれらを望んでなんかいない

きっと潜在の私が
廻ってる潜在の私に命令しているのだ

え、私を通さなくても良くない?
私カンケイなくない?

何故そんなに意欲的なのさ

他者の苦をブロックとは
自分の潜在意識をブロックすること

ほら、この人の腰痛持って帰ってきたよ!
「や、いらないっす」

お前さんな、痛みは治せるけどな
苦悩と悲しみは治せないのよ
あと怠惰と虚無も

きっと潜在の私はそれを知らない
これはオートメーションなのだ

どうなってん、私のカラダ

真ん中の私というのは

過去のどの私に於いても
媒体だったのかもしれない

私をやらされていた無数の私は
「継なぎ」

とすると、
最初の私の意図が全てとなる

最初の私は何を目的として
何を欲しているのか
何処へ向かって

何を成すのか




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