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【BCGDV 平井】トップが心がけている大事なこととは?

STANDの宮原です。

本日はBCG Digital Venturesの
平井陽一朗さんについて
紹介させていただきます。

今回読ませていただいた記事にもありますが、
事業を行う上で欠かせないのが人間関係です。

ビジネスモデルや事業内容の大事さはもちろんですが、
まずは泥臭く、アナログな人間関係をしっかり構築できるかどうかが
重要になってきます。

自分自身も事業を取り組んでから、人と関わる上で大切なことを
たくさん学んできましたが、今回シェアする内容もヒントになると思いますので、ぜひお読みください。



以下、引用元:NewsPicks
平井陽一朗(ひらい・よういちろう)/BCG Digital Ventures マネージング・ディレクター&パートナー ジャパンヘッド
1974年東京生まれ。米国の公立高校を卒業後、東京大学経済学部卒業。三菱商事を経て、BCGに入社。その後、ウォルト・ディズニー・ジャパン、オリコン副社長兼COO、ザッパラス社長兼CEOを経て、BCGに再入社。同社パートナー&マネージング・ディレクターを経て、BCGデジタルベンチャーズ(BCGDV)東京拠点を立ち上げ、現在はBCGDVマネージング・ディレクター&パートナー ジャパンヘッドとして同拠点を率いる。デジタル領域における企業・事業戦略や事業開発などを中心に数多くのプロジェクト、事業立ち上げを手掛ける。
聞けば教えてもらえる                        シンプルに「分からないことは周りに聞く」という姿勢です。
BCGに入った途端、周りがスマートに仕事をこなしているように見えて、聞くことを遠慮していたけれど、「ここでも、聞けば教えてもらえるのだ」と気づいてからは、うまくいくようになりました。
ただし、受け身で「教えてもらって当然」という態度では、誰も力になってくれません。本気で学びたいのだという攻めの姿勢がなければ、相手の貴重な時間をもらえることはないのです。
自分ができることは言われる前に先回りしてやる。周りに伝わるくらいの“攻めの頑張り”を見せることが、人から学び取る上での条件だと僕は思っています。
自分ができることを精一杯やる
転職や転籍もカウントすると計6回。次々と職場を変えてきた僕にとって、会社の名前や肩書は、もはやあまり気にならないものになってきました。
要は、どこにいるかより、誰と何をしているか。「うちの会社だから、これはできない」と枠を決めずに、自分ができることを精一杯やる。
「皆の力を頼っていいんだよ」
「何かを成し遂げるのは一人では絶対に無理なのだから、皆の力を頼っていいんだよ」と背中を押してもらえました。
誰かに言われてやるのではなく、それぞれが得意な力を発揮して、やりたいからやる。そんなカルチャーの中で、理想のチームワークのあり方を体感できました。

そこで必要なのは、謙虚さを忘れず、自分に足りない点があれば周囲に頭を下げ、逆に自分ができることは役割外であっても積極的に拾っていく姿勢です。

中心となる人物が、拾えるボールは自分で拾う行動を見せていくと、自然と周りも動き出すということも学びました。

リーダーとして心がけてきたこと
「リーダーになりたいとは思わない」というふうなことを述べましたが、人の上に立つ立場になった時に心がけてきたことが一つだけあります。
それは、とにかく相手から話を聞くことです。
僕はもともと活字が苦手で、座学も不得意。唯一できるインプットが「人から直接話を聞く」と言っても過言ではありません。
また、最初にBCGで働き始めて自分の無能さに打ちのめされていた頃、当時のBCG日本代表だった堀紘一さんが社員に向けて贈った言葉に「人の経験を糧にしろ」というものがありました。

すなわち、「限られた人生の中で、一人がすべての経験を獲得することは不可能である。ならば、いかに一人でも多くの人に接し、話し、その人の経験や知見を取り入れて自分自身にレバレッジを利かせられるかが重要だ」、そんな教訓だと解釈しています。

これまで出会った尊敬できる組織トップや要職の方々も、口を揃えて、「よく聞くことは大事だ」と言っていました。ウォルト・ディズニー・ジャパンで働いていた時には、当時のボスの行動に倣って、自分が関わるすべてのメンバーに時間をもらって、日頃どんな業務をやっているのか、何が課題だと感じているのかを、じっくりと話を聞くようにしました。
オリコンに入ってからも、全従業員と1対1で話をし、BCGDVでもそれは続けています。義務感からやっているのではなく、単純に話を聞くのが楽しくて好きだからという理由です。

そう、仕事において一番大事なのは、自分自身がワクワクしていられるか。自分のありのままのキャラクターを殺さずに、お互いに尊敬し合って、得意な力を発揮していく。

すると自然に成果は出るはずなので、自分自身を曲げて苦しめてまで、「成長しなければ」とか「持続しなければ」と無理をする必要はない、というのが僕の考えです。

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