大きな変化
初めての記事を投稿して、
何人かの方に見つけてもらえました。
『スキ』をしてくださった皆さん、ありがとうございました!
月並みな言葉ですが、
素直に嬉しいと感じました。
勇気を出して
一歩踏み出したからこそ、
湧き上がる感情なのかなとしみじみしています。
むぎにとって、これはチャレンジです。
自分の生きている証を記録したい。
なんか大袈裟だけど、そんな思いです。
『行く河の流れはたえずして
しかももとの水にあらず』
自分の気持ちも、変わらないと思った毎日も、
ずっとそのままなんてことはなくて、
むしろ、瞬間瞬間に変わっている。
『変化していること』に意識を向けていないだけで、
常に変化している。
その大きさは様々だけど、
どんなに辛く苦しい気持ちも、
穏やかで幸せを感じるその時も、
ずっとは続かない。
それってとても切ないな、と感じています。
前置きはこれくらいにして。
今日は、むぎ達『家族』の
最近の大きな変化について記録します。
むぎ達の家族には、法律的な繋がりがありません。
しいていうなら
子ども達はパパの戸籍に残っているくらい。
(離婚すると、何もしなければ子どもの戸籍は父親の方に残る。母親の戸籍に入れたい時は『入籍届』を出すことで可能になる。)
歯医者とは離婚しているし、
博士とは結婚しておらず、事実婚状態。
博士と子ども達との間には法的、社会的繋がりは一切ありません。
しかし、参加しているそれぞれが
『家族だ』と認識しています。
家族って、それぞれの認識から生まれるものなのかもしれません。
タイトルの『大きな変化』について。
この家族をはじめて1年が経ち、
最大の変化が起こっています。
歯医者に彼女ができました。
もとより、まだ歯医者と一緒に暮らしている頃
歯医者は『(彼女作りは)医院では絶対嫌だ!』と言っていました。
だがしかし、
人間というのは単純なもので、
そばにいる人に好意を抱きやすい。
まぁ、その彼女、
医院の人です(笑)
しかも、一番の戦力だそうです。
歯医者は、短い片想いの最中
『やらかしてるよなぁ』と、
自分自身の想いに戸惑っていました。
無理もないです。
医院の人間関係や経営に大きく関わること。
本来は避けたかったことが、
どうにもこうにも湧き上がる想いに気付いたら、
どんな理性的な彼でも
やはり逆らえないようでした。
ここで一つ、告白します。
むぎは、歯医者と離婚し
別々に暮らしはじめてから
ある大切なことに気付いてしまったのです。
それは
『あの人(歯医者)のことが大好きなんだ』ということ。
別々の暮らしを始めて
早々に気付きました。
もう戻れない場所に、戻りたくて仕方ない。
博士には全てを曝け出しています。
そういう気持ちも含めて、一緒に居てくれています。
むぎはとても不器用な人間で、
自分の気持ちに上手く立ち回ることが苦手です。
ただ単に、相手を思いやる気持ちよりも
自分の気持ちを優先してしまうだけなのかもしれません。
だけど、
自分の中にたしかに存在する気持ちを
ごまかしたり、なかったことにはできません。
新しい生活になって2ヶ月目のある日、
20cmくらい髪を切って、歯医者に想いを伝えに行きました。
それは、むぎの憔悴しきる姿を見かねた博士が提案してくれたことでした。
見事に振られました。
『むぎとはもう(バツを手で作って)。
だけど精神的家族だと思ってる。』
そのように言われました。
別々の暮らしを始めて1年、
頭の端にずっと棲み続けていた『それ』が
ついに現実に。
歯医者から『好きな子が出来た』と聞いたのは
今から約1ヶ月前で、
その子への想いに歯医者自身が気付いたのも、ほぼ同時期くらい。
その数週間後に、晴れて交際がスタートします。
すごいスピード感。
告白が成功した時の話を聞いた時、
そんなことがあるのかぁと驚きました。
彼女は、
歯医者が以前働いていた医院で一緒に働いていた子で、開業時に引き抜いていました。
どうやら、その一緒に働いていた頃には
歯医者に対して特別な思いを感じていたようです。
尊敬や憧れ
という気持ちが大きく、
開業し、むぎたちが離婚したことを知っても
どうこうしようとは思ってなかったそうです。
それを『片想い』というのであれば、
彼女は3〜4年程片想いをしていたことになります。
彼女は20代後半だけど
恋愛経験ほぼナシ。
付き合ったことは2回あるが、続けられなかったそうです。
恋愛感情がわからず、
周りの子たちのように恋ができない。
『自分は何か欠落しているのではないか』
そう悩んでいるようです。
ずっと実家暮らしで、
歯医者に引き抜かれたことをきっかけに県外への引っ越し。
はじめての一人暮らしを経験。
一人暮らしなんて余裕だと思っていたのに、
とても孤独を感じたと。
そんな時、友だちに紹介された人と何度かデートしてみたけど、
彼女の中にはやはり何も生まれず、
デート相手にきちんとお断りをして、
『仕事がんばろ!』と思っていた矢先の
歯医者からの交際申込み…
大きな戸惑いの中、彼女は、歯医者の彼女になりました。
この間の日曜日に、彼女と初めて話した時、
そんな話を聞かせてもらいました。
交際が始まって、まだ2週間経たないくらいで、
むぎ達家族と顔合わせ(笑)
なんかやっぱり不思議ですよね。
書いたいことは山程あるけれど、
そろそろ活動を始めるのでこのへんで。
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