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夏の日の秘密


さやか、みゆき、あかね

青空の下、蝉の声が響き渡る田舎の学校。
時刻は夕方に近いが、夏の日差しが校舎の屋根を照らし、白いプールサイドは熱気に包まれていた。
本日最終授業のプールの授業が始まり、生徒たちは水の中で遊び、楽しそうな笑い声があちこちから聞こえてきた。

クラスの仲良し三人組、さやか、みゆき、あかねもその中にいた。
彼女たちは幼い頃からの親友で、いつも一緒に行動していた。
今日は特に何か特別な計画があるようで、授業の前からそわそわしていた。

「ねえ、あの計画、本当にやるの?」

みゆきが小声でさやかに囁いた。
彼女は少し不安そうな顔をしていた。

「もちろんよ。こんなチャンス、逃すわけにはいかないじゃない?」

さやかが自信満々に答えた。
彼女の目には、少しの緊張と大きな決意が見えた。


さやか、みゆき、あかね

あかねは黙って二人の話を聞いていたが、その表情には期待と興奮が混じっていた。
彼女たちは、同級生の男子、拓也をプールの授業が終わった後、プール倉庫に誘い出し、4人で大人への一歩を踏み出す計画を立てていたのだ。

授業が終了した後、先生は職員会議があるからとそそくさと職員室に向かい、他のクラスメイトは早く帰って遊びたいらしく、皆、プールから出て行ってしまった。
三人は、そういう絶妙なタイミングで拓也に声をかけた。

「ねえ、拓也くん、ちょっと手伝ってほしいことがあるんだけど。」

さやかがにこやかに話しかける。

「え?何?」

拓也は少し驚いたようだったが、さやかのお願いを断る理由はなかった。

「プール倉庫の中で、少し手伝ってほしいの。すぐ終わるから。」

みゆきが続けて言うと、拓也は少し警戒しながらも頷いた。

スクール水着姿の四人はプール倉庫へと移動し、その扉を閉め、拓也に気づかれないように中から鍵をかけた。
倉庫の中は薄暗く、プールの外から聞こえる音が少し遠く感じられた。

「それで、何を手伝えばいいの?」

拓也が問いかけると、さやかが一歩前に出て拓也の手を握った。

「実はね、拓也くん、私たち…ずっと君のことが好きだったの。」

さやかの声には真剣さが滲んでいた。
みゆきとあかねも、少し緊張した面持ちで拓也を見つめている。

「え…?」

拓也は驚きと困惑でいっぱいだったが、三人の真剣な表情に圧倒され、言葉を失ってしまった。

「だから、今日ここで、私たちと一緒に大人の階段を登ってほしいの。」

あかねが静かに言うと、その場の空気が一瞬にして淫靡に変わった。


さやか、みゆき、あかね

拓也はどうするべきか分からなかったが、三人の強い意志と真剣な目に動かされ、静かに頷いた。
彼女たちの手が彼を優しく包み込み、心地よい緊張感がその場を支配した。

彼女たちは事前に打ち合わせし知識を得ていたのだろう。
さやかが拓也の首に手を回し、拓也の唇を奪い、情熱的なキスをする。
みゆきは両手で拓也の身体を愛撫し、あかねがゆっくりと拓也の水泳パンツを脱がした。

そして、三人と拓也は、今までとは違う大人への新しい一歩を踏み出したのだ。
彼らの身体と心は繋がり、友情が深まるとともに、新たな関係が芽生えた。
拓也は初めての経験であったが、彼女たちの中で何度も弾けた。

プールの外では、夕日と蝉の声が響いていたが、倉庫の中では、彼らだけの情熱的で特別な時間が静かに流れていた。
そして、全てを吐き出し終えた拓也は疲れてぐったりと横たわり、拓也を受け止めたさやか、あかね、みゆきは拓也にもたれかかるように横たわっていた。
その時間は、彼らの心に永遠に刻まれる大切な思い出となった。

[おしまい]

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