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今年もキミと巡れますように。
ぼーっとするのは暖かさのせいか、もうすぐ旅立つ君にこれでもかってほど恋焦がれているからか、はたまた、花粉たちのせいか。鼻がムズムズするし、涙目になるし、クシュッて大きなくしゃみも出るし、きっと後者だろうな。今年もまた春が来た。君と過ごす2度目の春がやって来た。
宮近くんと出会って、約2年。いくつも季節を巡ってた。暦の上でも、気持ちの面でも、春も夏も秋も冬もどれも経験した気がする。宮近くんと出会って、約2年。どの季節も愛おしく思えるようになった。月初めの「ちゃかまる」で、その月の時候の挨拶みたいな、あたたかでクスっと笑える素敵な宮近くん節を届けてくれるおかげで、ひと月ひと月への愛着が増していった。
とりわけ好きなのは3月と4月。そう、春の季節。
ジャニーズwebで綴られている文章だから、そっくりそのまま引用するわけにはいかないのだけど、春を表す宮近くんの言葉たちが本当に好き。何回言っても言い足りないくらいに、好き。柔らかくて、あたたかくて、繊細で、花びらが踊るように軽やかで。最近ずっと聴いている『花びらたちのマーチ』みたい。(実際、去年4月の定期更新は、”ワルツ”に喩えていたね。)
新しいスタートに期待を膨らませて浮足立っている心も、新しいスタートに怖気づいて震えている心も、どちらもぎゅっとしてくれているような、そんな言葉たち。ほんと。紛れもなく宮近くんは春の聖母だと思う。
宮近くんと出会う前の私は、3月は苦手だった。別れも終わりも辛い思い出ばかりで、出会いや始まりに向けた準備だって得意じゃない。いつもならとても憂鬱な3月を、こんなにも愛おしく思えるものに変えてくれたのは、他でもない宮近くん、君でした。
宮近くん、春は好きですか?私より2年長く生きているあなたは、きっと、私よりも沢山の出会いと別れを経験してきたと思う。それは何も、春に訪れるものばかりじゃなくて。前もって決まっていたもの、ばかりでもなくて。突然訪れるものも沢山あったのかな。それでも、その一つ一つを「人生での話のタネになる」って言える、あなたの心に惚れているし、憧れている。
「ネタ」じゃなくて「タネ」なところが、特に好き。たかだか2年しか見ていない私が言うのもなんだけど、「残酷さもエンターテイメントになる」じゃないけれど、人生の中で経験した色んな出来事や感情を、どれも無駄と思わず、そうすることもなく、花として咲かせられる強さと繊細さを持った人なのかなと思う。
宮近くん流時候の挨拶を読んでいると、宮近くんの世界に少しだけ触れられた気になる。日が長くなるのとか、短くなるのとか。気温の変化や風の変化や花が咲くのとか。花粉や鼻炎や汗をかくのとか。その時々のお仕事だとか。時間の流れ方とか気持ちの変化とか。生きる中で感じられる、身の回りの色々な出来事に季節を感じているんだろうな。
季節が巡るのを怖がらずに、その一瞬一瞬を素敵に切り取れるあなたみたいに、私もそうなりたいな。
宮近くんってなんだか春っぽいなと感じた日から、春を見つける度に、何かと宮近くんを想ってしまう。「春みつけたよ」「春が来るよ」「春が来たね」って報告したくなってしまう。
きっと、日本に夏が来たら、セミの声やひまわりや青い空、夜の星空なんかに「夏みつけたよ」って伝えたくなって。秋が来れば、銀杏並木や鈴虫の声、高くひろがる空だったり、ちょっぴりセンチメンタルな心に「秋になったね」って報告したくなって。冬が来れば、冷たくて済んだ空気や乾燥する風、かじかむ手とか、透き通って見える星たちに「冬がきたよ」って話し掛けたくなっちゃうと思う。
どこに居ても、どんなに離れていても、いつだって季節は巡るよ。アメリカでしか感じられない季節もあるだろうし、アメリカじゃ感じられない季節もあると思う。海の向こうから届く「宮近くん流時候の挨拶」をひたすら楽しみにしている。日本の季節は任せてよ。宮近くんみたいに上手に季節を切り取れるかは、ちょっと自信がないけれど、毎月2日付けで時候の挨拶を添えたお手紙を送ろうと思った。
今年も君と季節を巡れますように。
2022/3/12 choro
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旅行中の毎日noteどうしよう…とあれこれ考える中で、前もって日記を書いておけばいいじゃない!と思い立った次第です。(前もって書いた日記は日記と言うのか)
久しぶりにちひろさんの推し語りワードパレットをお借りしました🌸
今回は「巡る」です。