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いつでも人は変われる、それは愛を感じた時かもしれない💛

最近、叔母と話したり、叔母のサポートをしながら考えてきたことがあります。

まだ自分の中でまとまっているわけではないのですが、なんとなく感じていることを思いのままに書こうと思います。

お付き合いいただけたら嬉しいです💛

叔母が、自分の最期を家族との関係ではなくて、違う場に求めた時の気持ち、その切なさを隠すように選択した思いを私は感じていました。

でも、叔母から出る言葉は、
「私は一人で生きてきて最高に幸せだった」
「家族を持たなくて良かった」
でした。

もちろん、それも本音だったと思いますし、私達はその思いを受け止めてきました。

でも、頑なに自分の生き方を間違っていないと言うことで自分の心を支えてきたのではないか、と思うこともありました。
感覚的にはそう感じてきましたが、最近になって叔母の様子を見たり、叔母と語り合って、その思いは間違ってはいなかったと実感しています。

ここでは全てを語ることが出来ませんが、親族間での問題や葛藤があり、とても切なく辛い思いをした出来事、信頼している人に裏切られたという出来事が重なり、叔母は
「私は一人で生きていく!」という決心をしたとの気持ちもつい最近話してくれました。

「私は親族には頼らない、一人で生き、一人で死んでいく」

でもそれはできないから、NPOと契約をするのだ。
親族にしてもらわなければいけないことを、全て契約をして必要なものを支払うことで人生の終わりを迎えるのだ、と。


そんな思いで叔母はNPOとの「生前契約」および「死後事務委任契約」を取り交わし、
◎収骨もしない、お墓もいらない
◎葬儀もしない
◎遺産は親族には残さない、全て信頼する団体に遺贈する


と決めて、公正証書も使ったのでした。

その契約を知った時の母の嘆きは大きいものでした。
でも叔母の切なさも知っていたので私達も10年前その思いを受け止めたのでした。

「遺骨はNPOの持つ合同墓の中に入れてくれればいい」
「お墓なんて、死んだらどこにいようが同じ」と。

でも私は知っていました。
祖父母(叔母と母の父と母)のお墓参りに行くたびに、一番お墓に声をかけ、号泣していたのは叔母だったということを・・。そして以前は、祖父母のお墓に入るつもりだったということを・・。

もし、お墓はただの「遺骨を納める場所」であったとしたら、そこに魂はないわけだから、感情はわかないはず。
でも、そうでないからこそ、その場に行くと、亡くなった人を思い、涙があふれてくるのですよね。

でもでも、そこに入らない、と決めた思いがあった。
そこから叔母の決心が始まったのです。

加えて、公正証書を作成した時は、まだ自分が元気だったこと、今、肉の繋がりのある存在、信頼でき、愛する存在、法定相続人である私の母が自分より7歳も年上だということ、母が亡くなった後の遺産についてはどうしても渡したくない親族がいること・・・

姉は先に死ぬ、そうしたら、自分は甥姪に世話にならなければならない、
それはみんなに迷惑をかける、世話になるのも嫌だ、そんな思いもあったと話してくれました。

叔母の「死後事務委任契約」を知り、そして私の父や義父母が亡くなり、私は保育業界を辞めました。
終活に関する思いを語りサポートをしていきたいと伝え、実際に関わりを深めた頃から、少しずつ私に心を開き語り始めました。

叔母の話を聞いたり、自分自身もいろいろな経験や学びをして、
「どう生きたとしても」「そうせざるを得なくてそのように生きたとしても」そして「何歳であっても」 新しい生き方を選択出来る。
その選択のためには、 「誰かと」「何かと」繋がっていることが大事だ、と感じています。

そして人の思いは愛によって変わることもある。。と。

叔母は今、
◎収骨をして、分骨した母(祖母)とこれから入る予定の姉(母)のお墓に納骨する(私の父も入っています)
◎遺産については、よく自分でも考えて、姉(母)と相談して決める
◎葬儀はしなくて良い
◎NPOとは契約解除する

と自分の意思で決めました。
私は、叔母の気持ちを聞き、確認をしただけです。

だからこそ、今の叔母の気持ちを何とか実現したい。
最後に「幸せだった」と思ってほしいと願っています。


この考え方は、私の尊敬するマザーテレサの言葉からもあるのだと思います。

マザーテレサの言葉に『人生の99%が不幸だとしても、 最期の1%が幸せならば、 その人の人生は幸せなものに変わる』というものがあります。

もちろん、叔母は人生の90%以上は幸せだったのかもしれません。
人生の終わりを迎える最後の10年間、叔母にとってはつらい出来事と向き合ってきたのです。
でも、その人生の最後の切ない思いを受け入れて、人生を終わらせるのではなく、最期の時まで「本当は愛されてきた、だから幸せだった」と思ってもらいたいのです。

叔母が語ってくれたからこそ、私は叔母の思いを受け止めサポートしてきました。
そして、7歳も年上の母が心を込めて
「私があなたを見送るよ、何も心配はない」と語ったことで、
「私は愛されてきたんだ」と感じてくれたのでは、と思っています。

親族でなくてはならない、ということはないかもしれません。
でも、一番身近な存在を「愛すること」「愛し合うこと」
それはやはり幸せなことではないかと思っているのです。

私のテーマ曲ともいえる曲は、
「いのちの歌」です。
(noteを投稿し始めてから何度も投稿しています。)


歌:竹内まりや 作詞:miyabi 作曲:村松崇継

生きてゆくことの意味 問いかけるそのたびに
胸をよぎる 愛しい人々のあたたかさ
この星の片隅で めぐり会えた奇跡は
どんな宝石よりも たいせつな宝物
泣きたい日もある 絶望に嘆く日も
そんな時そばにいて 寄り添うあなたの影
二人で歌えば 懐かしくよみがえる
ふるさとの夕焼けの 優しいあのぬくもり

本当にだいじなものは 隠れて見えない
ささやかすぎる日々の中に かけがえない喜びがある

いつかは誰でも この星にさよならを
する時が来るけれど 命は継がれてゆく
生まれてきたこと 育ててもらえたこと
出会ったこと 笑ったこと
そのすべてにありがとう
この命にありがとう


私が、「家族問題の再構築」との思いを発信しているのは、マザーテレサの言葉に感銘したのもあります。ここで紹介いたします。

家族に関する言葉を集めていますから、この言葉を聞きたくない、共感しない、同感しない、という方もいるかもしれません。
それでも、良かったら最後までお読みいただけたら嬉しいです。。


☆彡「(世界平和のために私たちは何をしたらいいのかと聞かれ)すぐに(国に)帰りなさい。すぐに家に帰って家族を大切にしてください

☆彡「平和も戦争も家庭から始まります。もし本当に世界平和を願っているなら、まず自分の家が相互に愛し合うことから始めていきましょう。もし、喜びを広げていきたいなら、まず、ひとつひとつの家族が喜びをもって生活することが必要なのです」

☆彡「一緒に住んでいたり、または血のつながった親族といった人たちに微笑みかけることは、あまり親しくな人々に対して微笑みかけるよりも難しいときがあるものです。『愛は近きより始める』ということを忘れないようにしましょう」

☆彡「愛は身近な人、家族を気遣うところに始まります。私たちの夫、妻、子供たち、または親たちが、一緒に住んでいながら十分に愛されていないと感じ、孤独な生活をしているのではないかと反省してみましょう」

家族問題というのは、とても奥が深く、家族問題に縛られることだったり、さまざまな虐待を受けて親を捨てたいという思いがあることも知っています。

どうしても「関係の再構築」が出来ない場合や、「再構築」をしないほうがいい場合もあるでしょう。

そうだとしたら、その思いもしっかり「かたをつける」ことも大切だとおもいます。

それも自分の選択です。
でも選択をする前に、
もしかしたら、親(家族)も辛かったのかもしれない、
もしかしたら、親(家族)も愛することが出来なかったのかもしれない

に思いを馳せ、それを確認してからでも遅くないかなとも思います。
それが、自分にとっての「再構築」なのだと思います。

また、親族とは繋がっていない、再構築も出来ない、さらには親族などいない、という場合もあるでしょう。
そうした時に、サポートしてくれるのが、「死後事務委任契約」をしてくれる組織団体だと思います。

私は叔母とのことで、NPOについて少し批判めいたことも書いたかもしれませんが、それは今の契約の状態なので致し方ないところもあると思います。
また、家族親族とは繋がりたくない、そういう組織・団体と契約をして「幸せ」と感じる方もいると思います。
そうせざる負えない場合もあるかもしれません。

そうであるなら、その団体・場所ができるだけ、もうけ主義ではなく、信頼関係が持てるところを選んでほしいと思います。

実は叔母が契約したNPOも契約をした時と代表者も変わり、システムも変わったようです。そこに違和感を感じていたため、今回の決心に繋がった部分もあります。

契約をするときは、よくよく話を聞き、自分だけでなく信頼できる人や関係者に相談をすることをお薦めします。

叔母のサポートをしながら、今、感じてきた思いを、徒然なるままに書きました。
まだこれからも叔母のサポートは続きます。
そして記事にもしていく予定です。

長くなってしまいましたが、
今回もお付き合いいただき
ありがとうございました
<m(__)m>


私が考えている夢も良かったらお読みください。


「書いた人】

江村恵子@夢☆相談室・ゆるふわ雑談会です。

「恵子さん」と呼んでください。

⭐つなぎびと⭐ 元保育士/
1種幼稚園教諭/終活アドバイザー/
終活ライフケアプランナー/
身上監護アドバイザー/終活ガイド上級 ☆/
心理カウンセラー彡

好きなもの・好きなこと💓/
家族、旅行、自然、家庭菜園、空、新緑、花、
読書、俳句、おしゃべり、カーブス

尊敬する人/マザーテレサ

リアルでは
「終活アドバイザー群馬サークル」
代表。


オンラインでは、元保育者として、
母として、終活ワーカーとして
「素敵に生きる人生について」について
発信をしながら、
「ゆるふわ雑談会」を開催中。


また、仲間と立ち上げた「夢☆相談室」の室長もしています。

Twitterもしています。 
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よろしくお願いいたします<m(__)m>


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