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保育園・幼稚園・認定こども園って??

昨日に続いて、保育関連について書いていきます(*^-^*)

今日は、保育園、幼稚園、認定こども園について、超超簡単にお伝えします。
わかりやすいように大枠を述べますが、以下の分け方がすべてではありません。ご了承くださいませ💛

保育園って?

就業している親に代わって「保育」を行うところ。
児童福祉法による福祉施設です。管轄は、厚生労働省。

対象年齢:0歳~小学校入学まで
先生:保育士免許
給食:あり
費用:世帯収入により自治体が決定
運営日:暦通り(夏休みなどはない)

保育園は厚生労働省の管轄として「保育所保育指針第1章2」の中で「保育所は児童福祉法39条の規定に基づき保育を必要とする子どもの保育を行い、その健全な心身の発達を図ることを目的とする児童福祉施設であり、入所する子どもの最善の利益を考慮し、その福祉を積極的に増進することに最もふさわしい生活の場でなければならない」と目的が示されています。

幼稚園って?


小学校入学前の「学習」を行うところ。
学校教育法による教育施設です。管轄は、文部科学省。

対象年齢:3歳~小学校入学まで(満3歳児クラスを持っている園も多い)
先生:幼稚園教諭免許
給食:任意
費用:私立幼稚園は園により、公立幼稚園は市区町村によります。
開園日:夏休み、春休みなどがある

幼稚園は文科省の管轄として「学校教育法22条」の中で「幼稚園は義務教育及びその後の教育の基礎を培うものとして幼児を保育し、幼児の健やかな成長のために適当な環境を与えて、その心身の発達を助長することを目的とする」と記載されています。

認定こども園って?


2006年に「就学前の子どもに関する教育・保育等の総合的な提供の推進に関する法律」に基づいて発足した「幼保一体型施設」。就学前の子どもに関する教育、保育等の総合的な提供の推進に関する法律によります。管轄は内閣府(文部科学省・厚生労働省とも連携)。

対象年齢:0歳〜小学校就学前
先生:保育士・幼稚園教諭免許両方
給食:あり
費用:市町村の徴収基準により、園が集めます。
開園日:園による。また、長期休暇について、1号認定:幼稚園と同様に夏休みや冬休みなどの長期休暇がある。2号・3号認定:保育園同様に長期休暇はない。

国が定めた「幼保連携型認定こども園法」ではその目的を「幼保連携こども園とは、義務教育及びその後の教育の基礎を培うものとしての満三歳以上の子どもたちに対する教育並びに保育を必要とする子どもに対する保育を一体的に行い、これらの子どもの健やかな成長が図られるよう適当な環境を与えて、その心身の発達を助長するとともに保護者に対する支援を行うことを目的とする」としています。
認定こども園には3つの形態があり、「幼稚園型認定こども園」「保育園型認定こども園」そして「幼保連携型認定こども園」です。「幼保連携型認定こども園」では未満児も受け入れることが必要です。

もう何十年も前から、「幼保一元化」というワードは存在していました。
しかし、管轄の違いやそれぞれの団体の色々な思いもあり、なかなか進みませんでした。
そこで新たに生まれたのが「認定こども園」の考え方です。
今は、新しく「認定こども園」を設置したり、また保育園や幼稚園から「認定こども園」に移行する園も増えてきています。

共通して目指していること


今は、保育園・幼稚園・認定こども園が共通に持っている指針として

『5領域』=・健康・人間関係・環境・言葉・表現

『育みたい能力・資質』=3本の柱
=・知識及び技能の基礎・思考力、判断力、表現力等の基礎・学びに向かう力、人間性等

『10の姿』= 1)健康な心と体 (2)自立心 (3)協同性 (4)道徳性・規範意識の芽生え (5)社会生活との関わり (6)思考力の芽生え (7)自然との関わり・生命尊重 (8)数量・図形、文字等への関心・感覚 (9)言葉による伝え合い (10)豊かな感性と表現


があり、保育者が保育で大事にすることや目指す姿などは、共通です。
それぞれの内容については、追い追い書いていく・・かもしれません💦💦

保育者って、子どもと心を寄せ合い、一緒に汗をかき、涙を流し、寄り添い、保護者を支えながら、こんな「教育」を子ども達にしようと努力をしているんです!!
保育者のことも応援してくださいね♪♪

どこの園を選ぶか迷っている方のためのワンポイントアドバイス


それは、直接園を見学して、園長先生のお話を聴き、先生たちの姿、子ども達の姿を見ることです。
それぞれの園で行っている「子育て支援」などに参加するのもいいですね。
ワンポイントなので以上です(笑)

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