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ミャンマーのパゴダで聞いた祈りの歌

メイクで世界を旅する、メイクスマイルアーティストのミワンダフルです。

ミャンマーの首都 ヤンゴンは、私にとってとても思い出深い街です。

街の真ん中に大きな大きなシェイダゴン・パゴダという寺院がある。

パゴダにヤンゴンの人は毎日通う。毎日祈る。

寺院内は靴を脱いで裸足で過ごす。そして、好きなところに座りただただ祈るのです。

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なぜ、このパゴダを思い出したかというと。今、わたしが愛してやまない 愛魚のペット、黒出目金のクロちゃんが衰弱して瀕死の状態にありました。

色々試行錯誤すれど、お水の中のことはわかりにくいこと。また、お魚さんには触ることはできないので、苦しそうにしていてもさすってあげることも、撫でてあげることも出来ない。ただただ見守るしか出来ないのでした。

そんな今だからなのか、ふと懐かしい記憶が舞い降りてきました。

この祈りの歌です。わたしがパゴダを訪れたときに、一番印象的だった歌です。たくさんの方が集まって歌を唄い、祈っているのです。

ヤンゴンの方はとても優しく愛に溢れた方が多い。とにかく怒らない。それはもしかすると毎日のように祈るこの習慣からなのかもしれない。

記憶とは、だんだんと出来事が積み重なっていく中で奥底に埋もれてしまったりする思い出もある。それが、香りや耳にする音や、誰かの言葉などでふっと思い出されることがある。

みなさんもそういうことないだろうか? 

わたしは今日、大好きなクロちゃんを救いたい。なんとか生き延びて欲しい。助かって欲しい。

そんなときに、ヤンゴンのパゴダの歌が思い出された。そして思った。  

祈ろう。祈るしか出来なくても。ただただ強く強く、クロちゃんを想って。ヤンゴンの街の方々のように、見返りを求めず、深い愛を心に。 

クロちゃんに感謝。家に来てくれてありがとう。一緒に過ごしてくれてありがとう。たとえどうなっても永遠に。クロちゃんはわたしの大切な家族。

強い祈りが奇跡を起こしてくれると信じて。

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ヤンゴンには、日本のコンテンツを紹介するイベントに出演させてもらうことがあり、打ち合わせを含めると実は、6回ほど旅をしています。

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現地の方に、メイクをさせてもらうと見せてくれた笑顔は。ちょっぴり照れくさそうな、かわいいハニカミ笑顔。 優しく愛情深いと同時に、シャイな方が多いのがヤンゴンの特徴。

けれどみんな日本のメイクや日本の文化に目をキラキラさせて交流してくださいました。

みなさんにも、いつか訪れていただきたい。
愛に満ちた、微笑みの国。ミャンマー

自粛中で、時間がゆっくり流れているときだからかな、ふと思い出す、忘れてはならない記憶。

今日は、ヤンゴンの方に頂いた音楽と温かいお茶を頂こう。

そして。祈ろう。



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