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2024年3月29日
最近、こんな本を買ってちょっとずつ読んで、というか眺めています。
![](https://assets.st-note.com/img/1711859553795-8rHIX9Bp0P.jpg)
洗足学園の100周年を記念したプロジェクトの一環としてはっこうされたもののようで、選者に少々偏りが見られるものの、内容としては「概ね」満足のいくものとなっています。
サイトなどに掲載されている紹介文を引用すると
吹奏楽の愛好家たちの記憶に留めておいてほしい吹奏楽作品100曲を、世界の音楽家・演奏家たちの意見をもとに厳選。
後世に末永く受け継がれゆく名曲の数々を、気鋭の作曲家・バンドディレクターの3人が、詳細な資料にもとづいて解説する。例えば、ホルストの《第2組曲》やヴォーン・ウィリアムズの《イギリス民謡組曲》では、その素材となった民謡を歌詞付きで掲載し、作品を立体的に俯瞰する。また作曲者自身の作品に対するコメントなども多数掲載。例えば、カレル・フサの《プラハ1968年のための音楽》では、作曲者が自身の解説をプログラムに掲載するように指示しているが、その日本語版の定訳がなかったのでそれを掲載した。さらにインターネット上にはない情報も多く盛り込み、吹奏楽の根幹に触れることのできる一冊となっている。
とあります。通読する類の書籍ではありませんが、全体を眺めたとき「はじめに」にある文章の中の「現在の吹奏楽の隆盛を築き上げる礎となった作品は知っておくべきではないか」という一文に激しく同意しました。
本書の構成としては選ばれた100曲について細かい解説がつけられています。ただし、曲ごとにその分量には大きな差があり、例えば「第2組曲」は6ページ費やされているのに対し、「ナイルの守り」は半ページしかありません。
すべてを同等に語る必要はないと思いますが、もうすこし「発掘」「再評価」の観点があってもいいかな、とは思いました。
一方でこのような視点で吹奏楽が語られるのはとても良いことだと考えています。
それはともかく
本日の練習は参加者18名+見学1名
練習曲は
ふるさと(嵐):ASKS Winds版
真夏の夜の夢:NSB
Manatee Lyric Overture
でした。
![](https://assets.st-note.com/img/1711860544229-2aRoKAxebB.jpg?width=1200)
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