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書くことについて 昔ばなし

小学校5年から中学3年まで、毎日何かしら詩や散文を書いていました。

小5のときの担任の先生が詩を書くと読んで下さったので、小学校の卒業まで何となく続けました。中学は文芸部に入り、こちらも先生が熱心に読んで感想を返して下さったので、毎日作品(とも言えない何か)を書いていました。数でいうと5年間で2000点くらい。2回くらい新聞社の賞とかもらいました。これらの作品は、思春期の文章を自分で見るのが恥ずかしすぎて、大学に入った頃に綺麗サッパリ捨ててしまいました。

毎日書いていた理由は、自分に課していたわけではなく、書くことが好きだったからでも楽しかったからでもなく、他に自分の中の喜びや悲しみ、イライラや葛藤を表に出す手段がなかったからです。今考えると、他にやるべきことがある時間を削っていたのだと思いますが、ただ習慣で書いていました。

高校、大学では小中のときのように読んでくれる人がいなくなったので書く習慣は少しずつ先細っていき、就職してからは少しブログをやったりもしましたがあまり続かず、30才以降、書く習慣は完全になくなりました。

何度かブログを立ち上げようかなと思ったり、開業してからは自分のホームページになにか書こうかなと思ったりしたことはあったのですが、外から見た自分とか、社会保険労務士としての自分とか、そういうものを意識しすぎて、自由に書けず、楽しくなくてすぐにやめてしまいました。どこかで「うまく書こう」とか、「フォーマットに沿って書こう」とか「これを肯定することは誰かを否定することにならないか?」とか考えてしまって嫌になってしまったんだと思います。

noteで自分の仕事について書いてみようと思ったきっかけはいくつかあるのですが、1つ目は一昨年、高橋ユキさんの「つけびの村」の投稿がものすごく面白くて、noteというプラットフォームに興味を持ったこと。2つ目は昨年、徳力基彦さんのご著書「『普通の人』のためのSNSの教科書(朝日出版)」を読んで、文章を投稿することのハードルが少し下がったこと。3つ目は、マーケティングの勉強をしていて「徳保さんは異業種交流会とかバリバリ行くタイプじゃないし、社会保険労務士として自分のサービスをアピールする用に、何か記事に残しておけばいいんじゃないの?」と講師に言われたことです。

アカウントを作ってプロフィールを作って自己紹介の投稿をしてから、あっという間に2週間経ってしまいましたが、その間「社会保険労務士として…」「いきなりサービスの内容は変だろうか」とか、またごちゃごちゃ考えて立ち止まってしまいました。

書かないと、頭の中にあることは永久に表に出ないので、はじめは無理にでも引っ張り出していこうと思います。

思春期の頃、何も考えずに書きたいことを書いていたことを思い出して、週に1~2回は更新していこうと思っています。

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