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自己犠牲で成り立たせている育児は子どもに罪悪感を抱かせる。

親が子どものために自己犠牲を続けていくと、子どもは罪悪感を持つようになる。

自己犠牲中の親の顔って知ってる?

笑ってないよ。


子どもは分かるものなのよ。
自分に向けられている笑顔が、
心からの笑顔なのか、作り笑いなのか。

作り笑い、無表情、怒った顔、悲しそうな顔を日常的に見てると(見せられていると)、子どもはつまらなくなるし、嬉しくなくなる。

どうしてお母さん、お父さんは笑ってくれないんだろうって思うようになる。
子どもにとって、笑顔は当たり前の表情だから。
笑顔がデフォルトだから。


自分には笑顔を見せてくれないのに、
他人(近所、親の友人、職場の人たちなど)には笑顔を見せる。

社交辞令だったり、気を使っての笑顔なのだけど、子どもはそんなこと知らないから、

どうして?

と感じるようになる。

おかしいな?
と子ども心に不安になったりする。

でも、それを言語化する力がまだないし、今を目一杯生きてる子どもは、その一瞬の疑問や不安を忘れてしまう。

それが知らず知らずのうちに積み重なって、罪悪感に変化していく。

笑顔を向けたくない存在でごめんなさい。

って。

これを認識できるのは、随分と後になる。
生きにくさとか、人間関係が上手くいかないとか、何かしらの人生の課題や問題が見えてきて、解消しようと藻掻いているときに見つかるくらい、後になる。


この罪悪感の存在に気付ける人はいいけれど、
気付けない人は自分の子どもにも同じ思いをさせてしまう可能性がある。

私は親に十分に愛されなかったから、
自分の子どもをちゃんと愛してあげるんだ!

って、無意識に自己犠牲を始めてしまうのね。
子どもを愛するため!
と、無理をする。無意識に。

自分の表情がぎこちないことに気付かないふりをして、自己犠牲のままに子どもと接する。

自分が無意識に親に抱いてきた不安を、自分の子どもにも無意識に抱かせてしまう。

スピリチュアル的に表現するなら【カルマ】かな。
受け継がせてしまっている。
全て、無意識に。



私、今の若い子達が結婚願望や子どもを持つことに夢や希望を持てないのは、経済的理由とか、結婚育児にメリットがないとか現実的な理由だけじゃなくて、長らく続いていた自己犠牲の結婚や育児をリセットする役割を担っているんじゃないかと思ってる。

自分自身を満足させられないのに、パートナーを子どもを満足させることなんてできない。
って感じでしょう?

自分で自分のことを幸せに出来る人は、結婚に興味がなくなる・・・とか言われたりするけど、逆だ思う。

自分で自分のことを幸せに出来る人同士の結婚やパートナーシップだったら、とんでもなく素晴らしいことが起きると思う。

自分で自分のことを幸せに出来る人は、他人に興味が無いのではない。

自分を幸せに出来てない人に魅力を感じないだけ。
そういう人が少なすぎるから、出逢いにくいだけ。

自分を幸せに出来る人は、他者の幸せ・趣味も尊重できる。
決して「あなたばかり楽しんでズルい」なんてことは思わない。
自分だって人生を楽しんでいるし、その形や内容が違うことを十分理解してるから。
羨ましいとか、嫉妬とか湧かない。


そして、いつ何時も自分だけを最優先するなんてことはないと思う。
苦しさや辛さが分かるから、協力・サポートをすると思う。
子どもがいたら支え合って育てていくと思う。

その二人の間に生まれた子は、人と人は支え合っていくものだと無意識に学んでいくし、幸せ・愛・喜びも生活の中で実感していく。
気持ちを伝えることの重要性、意見が食い違ったときの対処法、言葉のやり取りがいかに大事であるか・・・も学んでいく。


自分を幸せにできる人同士の結婚は、更なる幸せを創り出すし、その子どもは《自分を幸せにする英才教育》を受けるわけだから、必ず人生を幸せにしていける。


これに対して【そんなの綺麗事】と思う人は多いかもしれない。

結婚はそんな綺麗事じゃない。
育児はそんな甘くない。
とか、思うかもしれない。

私自身、やっと自分で自分を幸せにできるようになったから、その【綺麗事】の世界が実現したらいいじゃんって思えてる。

その世界ってすごい素敵だなー
良いことばかりだなーとか
楽しそうだなーとか
ワクワクするなーとか思う。


罪悪感が受け継がれるのなら、
幸せだって受け継がれるでしょう。

自分が幸せに生きているなら、子どもにその秘訣を教えたいでしょう。
自分の子どもにだって幸せになってほしいから。


今は、
自己犠牲の上で
自分の子どもには幸せになってもらいたい!

という感じだけど、

それが

自分がこんなに幸せに生きているから
自分のこどもにも幸せになってもらいたい!

に変わるだけ。

どっちがいい?


ちなみにね、
「自分がこんなに幸せに生きているから」ってのに
今この瞬間から変えられるからね。

強い決意と努力と継続が必要だけど、
今、この瞬間から、ひとりで、できるから。

大丈夫。


私は自分の子どもが過去の私のように、
自己肯定感の低い人間になるのが嫌で、
自分の自己肯定感を上げる努力をし続けてる。

結果、自分で自分を幸せにできるようになってきた。
そして今現在。子どもに伝えているところ。

自分が母親に当たり前に愛されているということを、言葉と行動で分かりやすく伝えられてる。
という経験を日々渡している。


自分で自分を幸せにするということは、
子どもを放置することじゃない。
生活の中で自分を最優先することじゃない。

自分の気持ちをちゃんと聞いて、
嫌なことを辞める勇気を持って、
心と身体を緩めることを赦して、
自分をしっかり大切にしてあげること。


環境なんて関係無い。
誰だって幸せになれる。
私はシングルマザーだし。
そんなのだって関係なくなるよ。

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